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中学校教員である自分が朝活を始めたワケ


ありがたいことに、少しずつTwitterのフォロワーさんが増えてきて


「もっちさんはなぜ朝活をされているんですか?」


と聞かれることが多くなりました。


今の自分にとっては4時起き生活が当たり前すぎて改めて考えることもなかったのですが、この機会に振り返ってみようと思います。


今から朝活をしようとしている人、朝活を継続中の人の参考になれば嬉しいです。



◎なぜ朝活を始めたのか


朝活を始めたのは約3年前。教員生活1年目の3月でした。

最初は今のように「今日も積み上げていこう!!」なんて前向きな感じではなくて、ただひたすらに忙しかったから少しでもこの苦しさから解放されたいという一心でした。


何かを変えないといけない。

そんな焦燥感が私を突き動かしていたのだと思います。


その頃の私は毎日、夜遅くまで教材研究や事務仕事に追われていました。帰宅時間は早くても20時。

日をまたぐこともしばしばあり、帰宅後は疲れ果ててそのまま寝てしまうことがほとんどでした。


また、土日は平日できなかった仕事の処理と部活動の指導のために毎週当たり前のように出勤していました。



正直、1週間を生き抜くのがやっとでした。



初任者研修で学校を離れられるときがホッとできる瞬間でした。今から思うと、適応障害に近い状態だったのだろうと思います。



そんな働き方をしていたこともあり、睡眠時間も短くなり、朝ベットから出るのが本当に苦しかったのを覚えています。



毎朝、

「明日の授業準備が終わっていないから行きたくないなぁ」

「今日は休みにならないかなぁ」

なんて考えていました。


でも、そう感じるくらい辛かったのだろうと思います。



そんなとき、ツイッターで偶然「朝活」という言葉に出会いました。


その時は「朝活」に対して、ほとんど期待していませんでしたし、少しでも楽になるならやってみようかな、という程度のものでした。


最初は明確な目標もなく取り組んでいたので目標の時間に起きられたり、起きられなかったり…。


「ギリギリまで寝る」を繰り返していたクセは根強く残っていて苦戦しましたが、しばらくすると安定して起きられるようになりました。


始めた頃はほぼ全ての時間を教材研究に当てていました。


驚いたのが、夜遅くまで残業していたときが嘘のように良いアイデアが浮かんできて感覚的には3分の1程度の時間で授業準備ができるようになりました。


このときの1番の学びは、

「大切にしたいクリエイティブな作業は起きてすぐにやる」ということです。


そこから色々と試してみて今のスタイルに落ち着いているわけです。(雑ですみません。笑)



◎あなたに伝えたいこと


そんなきっかけで始めた朝活が今では欠かせない習慣となっているのです。なんとも情けない話ですが、そんなものです。


しかし、多くの習慣はそんなものではないでしょうか。


「きっかけ」や「始めた理由」は結局後付けであることが多いし、何事も素晴らしい理由がないと始められないわけではありません。



逆に、そのスタンスでいるとせっかくの成長機会を失ってしまいます。



個人的な感覚ですが、朝活のように新しい習慣を取り入れるきっかけは「マイナスをゼロにしよう」という場合が多いように思います。



多くの人が、プラスにならなければ(素晴らしいことをしなければ)意味がないというような認識を持っているように思いますが、その前に今の自分を満たすための習慣を持ちましょう。


悩んでいる人、苦しい人、いまの現状を変えたい人はまず、軽い気持ちでいいからやってみてほしいです。


きっかけなんて何でもいい。


こんな悲惨な初任者時代を過ごした私でもできたのです。



あなたなら絶対できる。


一歩を踏み出しましょう。




読んでくださったあなたが「人生に誇りを持ち、自分らしく生きられる」ように願っています。

大切な時間を使って頂きありがとうございました。 スキ!を頂けると励みになります。