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自分のための手帳デコ「ちょこっとDECO」のススメ

最近、「見開きページで手帳デコする時間や気力がない」「でも自分のために手帳をかわいくしたい」みたいな気持ちのとき、シールを少しだけ貼ったら満たされるはず……と考えるようになる。そんな行動を「ちょこっとDECO」と名付けてみた。

そこで、「ちょこっとDECO」を考えるようになった経緯と、「ちょこっとDECO」のアイデアについてお伝えしたい。

息子を見て、自分のために創作する楽しさを思い出す

私には4歳になる息子がいる。小さいときに比べ、ペンを上手に使えるようになったので、自分の思い通りに絵が描けるようになったらしい。作品ができるたびに「みて〜できたよ〜!!」とお披露目してくる。

その目は「評価されたい」というよりも、「僕のいい感じの創作を、とにかく見て欲しい」と訴えかけているようだ。そういえば、私にもそんな時期があった。

絵を描くのが楽しい。ノートにシールを貼るのが楽しい。本来、自分のための創作は、すばらしい作品である必要はない。できた作品をSNSにアップするのも、「私のいい感じの創作を、とにかく見て欲しい」という気持ちだけでよかったのだ。

ところが、SNSの世界にはすばらしい作品がたくさんアップされるため、「私なんて……」と思ってしまう。そして、創作そのものをやめてしまいがちだ。

そうだ「ちょこっとDECO」をしよう

  • 見開きページで手帳デコする時間や気力がない

  • でも自分のために手帳をかわいくしたい

  • ちょっとだけシールを貼ったり、スタンプを押したい

  • お母さんに見せるみたいに、ただ「いいね!」と反応してもらいたい

という気持ちに、名前を付けてみたいと考える。名前を付けると、行動に移しやすくなるからだ。

そこから、「ちょこっとDECO」という名前を考えた。(ネーミングの元ネタは世代ゆえ、プッチモニの「ちょこっとLOVE」である。)

手帳の片隅に3枚ほどシールを貼ったら、なんかいい感じになった。ちょっと誰かに見てほしい。手帳デコや手帳コラージュと呼ぶ勇気はないけど、「ちょこっとDECO」となら呼べる。そんなとき、Twitterやnoteのハッシュタグとして自由に使ってほしい。

ちなみに「ちょこっとDECO」のつもりが、手が進み作品になるのも良いことだ。いずれにせよ、始めるハードルを低めに設定するのは大切である。

「ちょこっとDECO」アイデア3つ

手帳デコは、初めて作ってみるときや、久しぶりに作るとき、そもそも配置が思い浮かばない場合がある。そこで、簡単にマネできるアイデアを3つ紹介したい。

今回使っているシールは、すべてセリアで購入したものである。参考までに商品名を書いた。100円ショップの商品は入れ替えが大きいので、店舗に在庫がない場合がある。あらかじめご了承願いたい。

①「主役1:背景2」で貼る

手帳デコに慣れていない人でもおしゃれにまとめやすいのが、「主役1:背景2」で貼ること。今回の例では、女の子のシールが主役である。

このとき、主役のシールの色をひろって、背景のシールの色を決めると統一感が出る。今回の例では、方眼ラベルのシールは女の子のスウェットの色、丸シールは女の子のアイシャドウの色から拾った。

<使用シール>

デザインシール Charming Lady
メッセージシール ダスティカラー 96片
ラベルステッカー ペーパーマテリアル

②無地のシールにラインアートシールを重ねて貼る

最近は、韓国インテリアに見られる、ファブリックポスター風のラインアートのシールが豊富だ。また、ペイント風シールもよく見られる。これらを重ねて貼ると、
こなれ感のある手帳デコになる。

ラフでおしゃれなラインアートとペイントは相性がいい。ぜひ、お気に入りの組み合わせを見つけてほしい。

<使用シール>

マスキングダイカットシール ペイント 164片
フィルムダイカットシール ラインアート 64片

③ドライフラワーシールは吊るして使う

すっかり定番になった「ドライフラワーシール」。貼るだけで、ナチュラルで優しい雰囲気になるので重宝している。さらにおしゃれに見せるには、貼る方向がポイント。ドライフラワーを窓辺に吊るして飾るように、茎側を上に貼るのだ。

他のシールと組み合わせるのはもちろん、手帳のマンスリーやウィークリーの空きスペースに貼るだけで、映えるのがうれしい。

<使用シール>

トレーシングダイカットシール ドライフラワー 64片
メッセージシール ダスティカラー 96片
フィルムダイカットシール ラインアート 64片

「#ちょこっとDECO」で自分の心を満たしたい

幼稚園のころ、無心でスタンプを押すのが楽しかった。小学生のころ、集めたシールをシール帳にひたすら貼るのが楽しかった。無邪気に白い紙をうめるのは、楽しいことだった。

大人になった今、時間や気力の制約が増えた。それでも1日5分ほど「ちょこっとDECO」を楽しんでみてはいかがだろうか?自分の中の創作心が、形になるのは癒されると思うのだ。

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文具マガジンやっています。子育て中の母親として使っている文具と、完全に趣味趣向の文具を紹介しています。

▼手帳デコをするなら、まず「丸シール」を手にいれるのがおすすめ。背景として使いやすい。

▼#ちょこっとDECO の原点。育児で趣味を忘れかけていたけど、100円ショップのシールのおかげで戻ってきた話。

▼スタバのオーダーシールを#ちょこっとDECOの素材に使ってみませんか?

▼Twitterもやっています。

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