あなたは枠に収まる?外れる?大枝活版室のラベルブック
最近、紙物文具のコーナーを見ると、「枠」や「タグ」を印刷したアイテムが増えたと思う。メモパッドやふせんなど、さまざまな形状のものがある。
以前からコラージュ好きの中では、メモパッドよりさらに1枚あたりが小さな「ラベルブック」を使うのが流行っている。その中でも「大枝活版室」のラベルブックは愛用者が多い。実は私もファンで少しずつ集めている。
今回は、「大枝活版室のラベルブック」を使ったアレンジを紹介したいと思う。
「大枝活版室」の魅力
「枠」や「タグ」を印刷したアイテムが増えたが、コラージュ好きの人があえて「大枝活版室」のアイテムを選ぶのは理由がある。
それは「活版印刷で作られていること」と「シンプルでクラシカルなデザイン」だと思う。
活版印刷の魅力は、その独特の風合いにある。活版印刷は、凹凸のある版にインクを塗布し、印刷機を使って圧力をかけ、インクを紙に転写する。印刷物は、紙の凹凸ができ、インクの濃淡や微妙なズレが生じるため、一枚一枚が唯一無二のものになる。
また、大枝活版室のデザインは、ヴィンテージの紙物のようなクラシカルなデザインと落ち着いたカラーである。なので、どんなコラージュの素材とも合いやすい。
さらに、他の文具店や雑貨店のコラボレージョンアイテムもあり、定期的にチェックしたくなるのだ。
実際に持っているアイテム&アレンジ
私が実際に持っている大枝活版室のアイテムを紹介する。また、アイテム別におすすめのアレンジも書いてみた。
8SHAPE LABEL BOOK
切り離すと1枚24×28mmになる、小さめのラベルブック。
表紙を開くと、8種類のラベルが入っている。まるで、クラシカルな小窓が並んでいるようだ。
日付シート
日付シートとは日付を記した用紙。無印のノートに日付を書き込みたい場合や、あらかじめ印刷された手帳の日付を変更したいときに使う。小さめサイズのラベルブックは、日付シートにぴったり。雰囲気のある枠線なので、日付を書き込むだけでおしゃれに見える。
▼今回紹介したラベルブックはこちら。
5FRAME LABEL BOOK
切り離すと27×45mmの長方形になるラベルブック。
表紙を開くと、ラベルが5種類出てくる。こちらのシリーズは1冊で、同じデザインのラベルが2色楽しめる。
タイトル
程よい長方形のラベルは、タイトルを書きこむのにちょうどいい。手帳に見出しを作ったり、アルバムに行ったところを記したりと、アクセントになってくれる。
▼今回紹介したラベルブックはこちら。
(3FRAME)"CUTE THINGS FROM JAPAN コラボ" LABEL BOOK
切り離すと45×45mmの正方形なるラベルブック。文具のセレクトショップ「Cute Things from JAPAN」とのコラボアイテムだ。
表紙を開くと、ラベルが3種類出てくる。こちらのシリーズも1冊で、同じデザインのラベルが2色楽しめる。定番のデザインよりも、やわらかで優しい雰囲気のフレームが並ぶ。
タグコラ・枠コラ
タグ/枠内にコラージュを作る「タグコラ」「枠コラ」。コラージュ好きの感度の高い方が作り始め、nstagramなどのSNSで見かけるようになった。ラベルを切り離さないで、3ラベルを1つのテーマでコラージュするもよし、ラベルを切り離して、1ラベルで他のコラージュの素材にしてもいい。
▼今回紹介したラベルブックはこちら。
▼枠コラの素材に使ったのは、の「素材集みたいなおりがみ」。
3アイテムでコラージュを作ってみた
先ほど紹介したアイテムを使ってコラージュを作ってみた。同じラベルでも、枠に合わせてハサミで切ったり、手でちぎったりすると表情が変わる。また、重ねて貼っても奥行きが出て楽しい。
切って重ねて…ラベルブックを楽しんで
大枝活版室のラベルブックを眺めていると、「この空白に何を描こう、それともそのまま使おうか」と創作意欲が湧いてくる。使いやすいデザインと、温かな活版印刷の魅力がそうさせるのだろう。機会があったらぜひ手に取ってみてほしいアイテムだ。
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