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「ねずみくんのチョッキ展」でちっぽけな自分を励ましてもらう
ユーモラスなストーリーと、温かみのある絵で大好きだった絵本「ねずみくんのチョッキ」。
小さいときに慣れ親しんだ絵本の原画展が、宮城県にやってきたのでさっそく行ってきました。
宮城県会場は「石ノ森萬画館」
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「ねずみくんのチョッキ展」の宮城県会場は、石巻市にある「石ノ森萬画館」。
建物の名前や、写真の仮面ライダーに見られるように、石ノ森章太郎作品を中心に展示されています。1995年7月、当時の石巻市長と交流のあったことからご縁が繋がり、石ノ森萬画館は建設されました。ご興味あったら、石ノ森作品に触れてみてくださいね!
石ノ森萬画館.石ノ森先生と石ノ森萬画館について.街づくりまんぼう .https://www.mangattan.jp/manga/about/(参照 2022-11-10)
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※撮影OKゾーン
車でお越しの際は、石ノ森萬画館には駐車場(障がい者用駐車場あり)がないので、指定駐車場を利用してください。
ちなみに石巻の駅前は、裏路地に入ると一方通行が多いので、カーナビをつけておくことをおすすめします。(私は絶対に迷う生粋の方向音痴)
いざ「ねずみくんのチョッキ展」へ!
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「ねずみくんのチョッキ展」は2階の企画展示室で観られます。会場内は原画などは撮影NGで、撮影OKのフォトスポットがいくつかあります。今回の記事は、写真OKのものを掲載しています。
館内全体で、展覧会オリジナル絵本「ねずみくんのスタンプ」を使ったスタンプラリーも開催しています。絵本の世界観を感じられて、本当にかわいらしいスタンプ帳です。
が、残念なことに、私が伺ったときは「ねずみくんのスタンプ」が売り切れでした……。(スタンプは押せます。)
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「ねずみくんのチョッキ」シリーズは、夫婦で制作してます。物語がなかえよしをさん、作画が上野紀子さんの担当です。
実際に絵本に使われていた原画は、芯の濃さと硬さの違う鉛筆を使い分けて描かれています。ねずみくんの毛足の短い体、ぞうさんの肌…それぞれの質感がわかるように表現されていました。
「鉛筆で描く絵って、こんなに表情豊かだったんだ!」繊細な書き込みの原画に、ただただ感動でいっぱいです。
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絵本を作るにあたって「いつものねずみくんたち」を表現するために、毎回見本を見て描かれていました。表紙のねずみくんの立ち位置もしっかり決まっているのだそう。
2019年に上野紀子さんが逝去されてからは、物語に合わせて過去の絵を、なかえよしをさん自らMac に取り込んで加工しています。いつまでも夫婦二人三脚で絵本を作っているんですね。
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子どものときは、ねずみくんが困りごとをユーモラスに解決する姿が好きでした。大人になって、あらためて絵本を読み返すと新たな感想が浮かびます。
「小さくておくびょうなねずみくん」だけど「みんなにやさしいねずみくん」。小さい体を生かして、仲間と協力して問題を解決するねすみくん。
ねずみくんならではの“いいところ”を、ガールフレンドのねみちゃんを始めとした、仲間たちが気づかせてくれるのです。自分の嫌いなところが気になり、落ち込んでいたねずみくんは、仲間たちの声がけでたちまち元気になります。
私も自分の嫌いなところばかり気になってしまうし、人と比べてしまう。でも、ねずみくんの仲間たちのように、自分や他の人の“いいところ”を見つけて・認めて、ちゃんと口に出せる人になりたいな、と思うのでした。
お昼はコラボメニューをいただきました
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ねそべりラテ ¥550 (税込)
お昼は併設されている展望喫茶「BLUE ZONE」にて、「ねずみくんのチョッキ展」コラボメニューをいただきました。絵本の世界がつまったメニューは、とってもかわいらしかったです。
食券式なので、現金を用意してくださいね!
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参考までに、店内はコンパクトな作りになってています。ご家族で食事を取る場合は、徒歩圏内の「いしのまき元気いちば」がおすすめですよ。フードコートなので、小さいお子さんがいらっしゃる方でも気兼ねなく使えます。
全部欲しい!迷いに迷った購入品3つ
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「ねずみくんのチョッキ展」では、オリジナルグッズもたくさん取り扱っているんです。絵本の表紙モチーフにしたグッズ、ねずみくんの顔が描かれたグッズ…どれも素敵!全部買い占めたい衝動を抑えて、3つ購入しました。
①ポストカード
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「ねずみくんのチョッキ」の表紙をモチーフにしたポストカード。送る相手に合わせて、余白に「○○くんの□□」というパロディメッセージを書いたらおもしろそう。
②おてがみセット B
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ポストの絵で、思わずお手紙を送りたくなるレターセット。みんなのねみちゃんへのメッセージがかわいい。
③一筆メモ
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一筆メモはいくつかあったのですが横書きが多く、唯一縦書きだったこちらをチョイス。ねずみくんとねみちゃんが仲良く本を読んでいる姿に、ほっこり癒されます。
小さなねずみくんに、大きな力をもらえる「ねずみくんのチョッキ展」
子どものときに慣れ親しんだ「ねずみくんのチョッキ」。大人になって改めて作品に触れると、新たな発見がたくさんあります。絵の繊細さ、お話の深さ…観た後は、子ども向け絵本ならではのストレートな励ましを感じました。
小さなねずみくんに、大きな力をもらえる「ねずみくんのチョッキ展」にあなたも行ってみませんか?
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