人との会話は簡単じゃない。相手ベースで会話を展開していくことこそが、コミュニケーション
意味が通じるかどうかは、聞き手が決めること
『1分で話せ』の中で、著者の伊藤洋一さんは、そう言います。
現在大学4年生の僕は、人とのコミュニケーション、特に会話に悩む日々を送っています。付き合いの長い地元の友人、苦楽を共に味わった高校の部活の仲間、大学のゼミの仲間、バイト先の社員さん、大学の教授、内々定先の企業の友人ーー。
挙げればきりがないほど多くの人と交流をしています。
先日、大学のゼミで卒論の途中経過を報告する機会があったのですが、その時に、
「おそらく、〇〇〇〇はエポックメイキングだったんじゃないか」
「親子間で世代間移動が生じている可能性があると思います」
ということを教授に言うと、その場にいた同期のゼミ生が、
ぽかーんとして、なんのこっちゃ?という表情を見せながら、
「何言ってんの?」「よくわからない」
と言いました。自分の中では、誰にでも通じる言葉を使った「つもり」でも他人には実は伝わっていなかったことを実感した、そんな瞬間でした。
自分の目の前にいる人がどれほどの知識を蓄えているのか。どんなことを知ってて、何を知らないのか。その人のことを考えながら、自分の話を展開していくことが大切だと感じました。
つまり、コミュニケーションとは相手ベースにあることだと思いました。
キングコングの西野亮廣さんが「コミュニケーションの鍵は、『相手が求めているリアクションをすること』」だと言っていますが、
本文冒頭に書いた、
意味が通じるかどうかは、聞き手が決めること
ということと本質は同じだと思っています。
今日はこの辺で。
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