第2回 #レディオイーディ(黎明期)「バイブルとしての惑星会議」ー前篇ー by ”わたしと音楽、恋と世界”
今日のTOP写真は、けいこちゃんことAve.K(2013)と一緒に、当時住んでいた麻布十番のマンションの屋上で「東京Oasis-ある”帰途”からの帰り道-」の撮影をした時のスチールである。ある時期ブログのバナーにしていた。
この回はダラダラ長いのですが、総じてノーランファンのわたしが時の逆行や時の座標であるとかについて語っているのでそういう小難しいのが苦手な方は飛ばしてください。最後に親友のちほちゃんとやっていたUtataneについて全公演リストを記しています。(by 2020.10月加筆)
この「帰途」は当初、園子温監督が好きで、彼の映画に出たかったわたしがオーディション動画として作成したものであるが、結果的に自分自身の作品である「東京Oasis」の2013のモチーフを立体化したみたいな感じになって、しかもそれにわたしは強く没頭し、けいこちゃんも入魂して編集してくれたので、結果的にオーディション動画の意味をなさない作品撮りとなった。(笑)
余談だがこの時わたしは、今後10年は死ぬはずがないと思っていたパワフル祖母の余命が、あとひと月も残っていないことを知った、その直後に撮影したもので、そんな事実を突きつけられたまま故郷から東京へ帰ってくるという意味で「ある”帰途”からの帰り道」と題してして描いている。
「東京Oasis」というのは私小説作家として生きるわたしが小説家になるずっと前から、自分の身に起きるちょっとしたモチーフを都度都度短編や脚本や、そういうものに起こしては書き残している、まあ林芙美子でいうと「放浪記」のようなもので(笑)、なのでデビュー作の「蝶番」は(東京Oasis 2008)と言えるし、先日賞に応募した「わたしと音楽、恋と世界」も(東京OASIS 2020)と言えるだろう。
昨年イーディで行われた「25歳の中島桃果子展ーわたしがまだ小説家でなかった頃ー」の展示はほぼ「東京Oasis(2003~2005)」で構成されている。
「帰途」の内容とおばあちゃんの死は全く関係ないはずなのにどこかこの映像には「ただならぬ」気配があって、やはり人は動物なのだなと思い知らされる。結果的にこれは「祖母の死の直前」を閉じ込めた特別な映像作品になった。今日ここに貼るつもりは全くなかったのに、トップ画像にこれを選んでしまった、理由はわからない。ただそういう感覚に引っ張られて本能的に物作りをし、その意味に自身が後から気づいてゆくスタイルで今後もいい、なんならそれを加速させていい、と考えているので、とりあえず予定にはなかった——というよりもっと後のレディオで紹介することになると思っていた——「帰途」の動画を貼っておく。
(とりあえず”眉毛”に時代を感じるし、最近下がり眉がお気に入りのわたしとしてはとてもこの眉毛が嫌であるが、自分の容姿を気にしている場合ではない)
ええと。
レディオイーディ 第2回 「バイブルとしての”惑星会議”」に関してのアーカイヴなのになんだか無関係な始まり方に見えるけど多分無関係じゃないんだ。多分こういうことなんだ、って、昨日「うたタネ♪」の動画を見返しながら、わたしはわたしの2回目のレディオを確認してたんだけど、ともあれこちらは時間を順行させて、まずはレディオ動画を。
動画中でも言ってるから重複するけど、このマガジンを ”読みものとして”
閲覧している人もいると思うので書きますが「掃除でもしながら楽に聴いて」という感じで始めたレディオですが、今回は視覚的な編集を結構してしまって「観ないとわからない」部分が頭2分と最後の数分、あります。
まず最初に途中でパソコンがフリーズして映像が切れたのと、今回やっぱり自分で話してても難しいというか「わけわからん」ことを言ってるからそのままぶっ通しで流すのが自分で観ててもしんどかったので、動画を半分に分けて「前篇」「後篇」とし、感覚的に「入ってくる」と思える感じの編集をしてみた。明日(というかもう今日)、後篇をUPするけど、後篇はあまりいじらず行く予定だが予定は未定である。
まず誤植というか訂正があって、最初の方に「着ている服について」言及しているシーンがあって「これ妹がデザインしたんだけど」って聞こえるんだけど「これは妹がデザインしてないんだけど」って本当は言ってるのね。
でも何度聴いても「妹がデザインしている」って聞こえる。
こ、わーーーー。お店で接客をしていても、ちゃんと発音に気をつけないと、話している相手にまるで話が逆に伝わることがあるんだなあ、って。すっごいびっくりしたし、勉強になりました。
で、前回はタイムラインを記載して「ここでこんなこと話してます」って書いたけど、今回はもう冒頭の2分で基本的にダイジェストしてるので、冒頭2分観てくれたら総括できます。笑。で、続きが観たいなあって思ったら観る形で良いかと思います。とにかく前回は「メッセージが存在する」ってことを言ってて、今回はその送り主は「It's me」自分自身なんだよってことを言ってます。で、自分自身だと仮定したら、自分から自分に送られるメッセージを自分は世界の声のように誤解していたけど、自分の声ならば、そんな不確かなものを自信を持って人に勧めることなんてできないからこのレディオは「自己啓発系のものじゃない」ってことを言ってます。つまり誰を啓発することもできない、という意味です。笑。
”It’s Me”は多少乱暴な言い方をしていて、要は「インターステラー」でいうところの「Us」なんですが、広げるとややこしくなるので、とりあえず「Me」で行きます。このマガジンはとりあえずやたらクリストファーノーランを引き合いに出しますが、それは今それが唯一の共通言語だからです。
(なのでガンガンネタバレします、ノーランを観てから読むことをお勧めします)
で、レディオ中で言ってた、そしてこの直前の画像にも書かれている「生き死ぬるもの双方に光を与えよ」案件ですが、それは詳しくはここに書いています。
(⤴︎この記事も本題に入る前が長いのでざっと飛ばして「以下、アーカイヴ」と書かれているところから読んでくだされ)
で、ですね。ここからがTENET的に言うと時間が逆行して、弾丸の跡から始まり銃撃戦が追いかけてくる感じ、
つまりこのマガジンをわたしがアーカイヴでありながら予告編だと言ってるところなんだけど、このレディオ[前篇]では言及していないけど明日のレディオ[後篇]では言及している、タイトルにもなった「惑星会議」の話。
これは実は今まで人に話してこなかったけど、わたしには実は「惑星会議」という作品のモチーフがあるのです、そしてこれはわたしの遺作になると思うんです、つまり死ぬということを言ってるのではなく、今から「うたタネ♪」を小説に落とし込んだもの書いて「東京OASIS」をなんらかの形でまとめて「船パリ」書き終えたら人生に一息ついていいと思っていたけど、実はそのあとに「惑星会議(仮)」を書かねばならんのだった! というようなこと(これは明日オンエアのレディオで話している)のだが、
わたしは昨夜「うたタネ♪」の動画を観て、この「Utataneの日々(仮)」こそが「惑星会議」なんだわ!ってことに気づいたのであります。
ここいらのスレッドや、
ここいらのスレッドで言及しています。
なので3作のはずだったこれからのモカコ小説は実は2作だった!という、まあ「わたしと音楽、恋と世界」が本にもなってないうちから何言っとんねん、ってこれ読んでいる人は思うだろうけど、笑、わたしの脳内本棚にはさ、3冊が別々に挿さっていたので、これびっくり衝撃な訳よ。
で、インスタにもちょっとエモい”はしがき”をしてみたりして。笑。
このレディオが始まってから、なぜだろう、2013年〜2017年まで盟友のちほちゃんことジャズシンガーの熊田千穂と一緒にやってきた、小芝居仕立てのジャズライヴ「Utatane♪」のことが、つとに思い出されるようになり、このマガジンでもアーカイヴするたびに引き合いに出してきた。それもただただ本能的な引力に惹かれるまま、置かれるべき座標にドアを配置していくような行為だったんだけど、つまりなんていうか、このレディオは賞に出した新作「わたしと音楽、恋と世界」の結果が出るまで、じっと待っててもしょうがないから「ピアノ練習動画でもあげますか!」って感じで始めたものだけど、おそらく行き先は、現在は遺作と定めている「惑星会議」に向かうものなのだなあと漠然と解ってきて、でもそれと「うたタネ♪」はどう関係あるんじゃい、と思っていたのだけど、その「うたタネ♪」こそが「惑星会議」なんだったら、なるほど「ジャガイモ」と「スパイス」といったような一見違う方向性の世界のものも同じく「カレー」の制作過程であるのだ、という話に行き着いたわけ。で、これは逆行して喋ってるから、これに向かう助走の部分は、明日レディオで話される。そう、このマガジンはアーカイヴであり一寸先の未来から放たれる予言マガジン。
「うたタネ♪」には現在3つのタイムラインがあって、
2014年〜2015年の6月まで神楽坂10'colorsで行われていた第1シーズン「くまのうたタネ♪」が実は時系列では真ん中の未来です。で、
2015年の11月〜2016年の7月まで、毎週月曜日に原宿のJazzUnionというお店で開催していた第2シーズンをサロンとしての「うたタネ♪」と位置づけ「サロンdeうたタネ♪」と呼んでいます。ここから謎の「夫人」が登場するのですが、これは実は第1シーズンよりうんと前、過去の話です。
そして今どのタイムラインかを即座に把握できる材料に、熊田千穂扮する「クマ子」の恋愛、があります。クマ子はもともと、男から逃げてきた女(ドンナフガータ)として、金髪夫人の家にやってきます。
そして歌を歌うのでと言うことで館に置いてもらいます。
これが時系列に沿うと「初期」になります。そしてクマ子はその後誰とかは書いてるわたしもその時期をまだ書いてないのでわかりませんが(笑)、
大恋愛をし恋に落ちるのです。ところが因果応報というのか、その彼はある日突然クマ子を置いて、船出をしてしまいます。打ちひしがれたクマ子は男を追いかけて夫人のもとを去ります。そして歌すらも歌えなくなって、港の近くにある酒場で毎日呑んだくれるようになりました。この回がなんと、2013年9月の第2回の「くまのうたタネ♪ー女心と秋の空」にあたるわけです。
「歌うたいが歌も歌わずに酒を飲んでは”うたた寝”ばかりしている」
これがわたしたちの「うたタネ♪」の名前の由来です。
(チラシのスケッチ。うたタネ♪ の美術はずっとMihoKingoこと近郷画伯です。25歳の中島桃果子展のインスタレーションも手がけました)
Utataneと言えば金髪夫人に扮するモカコ、がトレードマークになっていて「夫人のいないうたタネ♪なんて!」という感じになっていますが、この時期、まだ夫人は登場しておらず(というか夫人の元を勝手に去った後のタイムラインだから)わたしは、とある港の酒場の女主人をやっています。
そう、図らずもここで「女主人」というフレイズが登場し、わたしは今、根津の芸術酒場の”れっきとした”女主人をやっているわけであります。
嗚呼なんて「まるで人生のような物語、まるで物語のような人生」。
(毛皮のマリーズの歌詞をオマージュして)
で、別にわたしも、そもそもこんな時間を入り組ませた不思議な戯曲にするつもりは毛頭なくって、きっかけは、最初に「くまのうたタネ♪」が神楽坂から原宿に移動になった2015年の秋に「毎週やるんだから、時をどんどん進ませるのは戯曲を書くのも演じる方も継続がキツイ」という理由で「ある一定の時期」をやることにしたのがすべての始まりです。
それで当時まだ「スターウォーズ」がどんどん放たれていた時期だったので、スターウォーズみたいに「前のタイムラインに戻ってみる!? エピソード”0”的な」っていう単なる思いつきで、クマ子の時間を巻き戻した、それが最初でした。
そして「くまのうたタネ♪」が「サロンdeうたタネ♪」になり、また諸事情があって2016年の秋から、古巣である神楽坂の10colorsに戻ってくることになりました。そこで「どうしようか」となって始まったのが、実はTENETを先取り、笑、「時間の挟撃戯曲」だったのであります。でもそれすらも深い意味はなくって、2015年秋から〜2016年夏まで、そりゃあ毎週やっていれば、お客さんもみな夫人に愛着が湧くもので、時計の針を進めて夫人がいないタイムラインの戯曲を書いてもお客さんは楽しくない、でもそしたら初期の「くまのうたタネ♪」の物語の回収というか続きが書けない、そんな訳で、2016年からの第3シーズンは、だいたい第1幕がクマ子がまだ夫人と一緒にサロンをやっている過去のタイムライン、そして、ほんの1時間ほどの休憩の後に始まる第2幕で時はうんと進んで、出て行ったクマ子を何年もじっと待ち続ける夫人のタイムライン、そう、うんと未来の座標に、わたしは戯曲を、ピンしたのでありました。
ねえクマ子、日々とは生きることで、生きるというこの日々、
つまり今が今でありながら、同時にかつてにたゆたい、
また次の瞬間には永遠のかなたにあるとも言えるとするなら、
ここにあるのはすべて”世界”で、同時にすべてが”永遠”ね。
永遠って、ずっと続く何かのようなものではなく、
ほんの一瞬の時間のねじれを、小さな洞穴に、
ぎゅっと押し込めたような、そういうものなのかもしれないわ。
ー第二幕「世界と永遠」の予感より抜粋ー
その時間の挟撃をもっともうまく書けたと思っていたのが2016年9月に上演した「世界と永遠」だったのですが、昨日わたしは考えを改め、描き続けていたことの答えは2017年の7月に行われた、今のところ「Utatane(第3シーズンをこう呼んでいる)」休止前最後の公演「どこのドイツ人」にあったんだなあと、考え直した、という話であります。
ただこの戯曲は大変難解で、書いてる本人が昨日動画を観ながら、戯曲の言ってることがわからない、まさに繰り返しますが「TENET」鑑賞1回目状態に陥った訳で、なるほど「惑星会議」を読み物としての文学——つまり初回レディオに戻りますが「モールスとしての文学」——に落とし込むにはこれ大変難しい作業なんだわ! と思ったってこと。
何だろう、この「うたタネ♪」の戯曲って、サロンの時なんか毎週だし、月曜日に月モカというエッセイを書いて小説家FBにupし、その足でシャワーを浴びながらなんとなくイメージあたりつけて午後15じくらいから16じくらいまで1時間で一気に書いて、あとはサロンの支度をして18じか19じには原宿にin!という、まあ現在のイーディとあまり変わらぬサロン準備があったので、ほぼ「瞬発力」だけで書いてきた戯曲。そして悲しいかな、瞬発力だけで書くとき、あれこれ悩んだり、あーだこーだ直す時間がないから、実際戯曲はとてもソリッドに、本質的なところで仕上がるわけよ。
で、それをさ、改稿に改稿を重ねて丁寧に本を出版し続けたわたしがそれを認めるのも悔しいのですが、要は瞬発力ゆえに「ぽぽぽーん!」と、素晴らしい戯曲が、何かをビヨンドして、書けてしまってるわけ。
まあよくさ、作曲家や作詞家が「百恵ちゃんの秋桜とかは実は30分でできたんだよう」とか言ってるあれと同じ現象なのだとは思うのだけど。
だけど「惑星会議」はそうはいかないじゃない。笑。
瞬発力で紡いできた本質的戯曲の、総まとめ、小説の拡張子に落とし込む。
なるほど。難しい😢、ということがわかったという、昨夜でありました。
2013年から4年に渡り色濃く続けてきた「Utatane」なので、ざっくりまとめるにも、ある程度の尺を取ってしまいましたが、そんな訳でみなさん明日。
このタイムラインの手前、をお楽しみください。最後に「どこのドイツ人」にもムッシュンさんという登場人物が出てきて、クリスマスの演目に繋げるセリフ展開がありましたので、先んじてもう一度添付しておきます。
(⤴︎ごめんねこれ、とても大事な動画なんだ、わたしの人生の先のタイムライン的に。なのでここに貼っておくけど理由はまだ言えない)
最後に2014〜2017の全Utataneをタイトルコールのみですが以下リストにしてここにまとめます。一覧になっていると時の流れなど見やすいかな?
✴︎ ✴︎ ✴︎
<第1章> くまのうたタネ♪タイムライン
2014年8月/ くまのうたタネ♪(初回/タイトルなし)
2014年9月/ くまのうたタネ♪ vol.2「女心と秋の空」
2014年11月/くまのうたタネ♪vol.3「ネバダの夜」
ーリスボンは遠く、砂漠のバールイタリアーノはうたた寝を許さじー
2015年5月/くまのうたタネ♪vol.4「キミとボク」
—メランコリークマ子と”ここにある”切符—
<第2章> サロンdeうたタネ♪タイムライン
2015年11月〜2016年7月まで/ 毎週月曜日
※1stシーズンの、そのはるか昔の物語
✴︎月刊の催し✴︎
2016年4月/ 「ゆうこさんがやってきた!」
ーあの船からアコーディオン弾きがやってくる!!ー
2016年5月/「月刊 杉浦秀明 ー小さな惑星の音楽家ー」
2016年7月/「スキャットJuly ”ジャズまんじゅう怖い"」
<第3章/> Utatane♪タイムライン
時間の”挟撃戯曲”のタイムライン。
1stが第2章のタイムラインで、2ndがそのずっと先の未来です。
2016年9月&10月/ Utatane Sep & Octorber
1st)ジプシーだよ、サロンの引っ越し
2nd)世界と永遠
2016年11月/Utatane November「燃えて、ギリシャ」
1st ) マリクォスだよ、新しい使用人!
2nd) 夫人 in ギリシャ
2016年12月/Utatane December
「クリスマスだよ!クマ子とテディベアの秘密」
2017年2月/ Utatane Feb
「メルディガードの夜」by ”燃えてギリシャ"スピンオフ
2017年6月&7月/ Utatane June&July
「どこのドイツ人ークマ子とカリスマベーカリー」
1st)どこのドイツ
2nd)カリスマベーカリー
※ここで一旦活動休止。長い「うたた寝」に入り現在も昼寝中。
(⤴︎記念すべき第1回の4コマ漫画 by 近郷画伯)
うん、結構ありましたね。笑。
あの頃は必死でとにかくやっていたけど、随分長い旅を、盟友ちほさんとしていたんだなぁと思います。もはや劇団と言えるのではないか。笑。
これ「Jazz Live」がベースなのでミュージシャンの名前を書き出したらとっても膨大になりますので、今回は客演の役者陣を含め、全Guest割愛させて頂きました!(すまない!読者がタイムライン把握するための一覧でした)
近々フルクレジットのものまたupします。
興味が湧いた方は「Utataneブログ」ご覧ください。”水曜クマ子の音楽語り”というエッセイがあったり、戯曲の一部を載せていたりも、します。
で、はーーーーーーー♪
また明日、レディオで会いましょう。
長く絶版になっていたわたしのデビュー作「蝶番」と2012年の渾身作「誰かJuneを知らないか」がこの度、幻冬舎から電子出版されました!わたしの文章面白いなと思ってくれた方はぜひそちらを読んでいただけたら嬉しいの極みでございます!