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月曜モカ子の私的モチーフ vol.168「サーカディアンリズム」

ヨガって、始めてしまうと、なんでこう、色んなことがヨガ寄りになってしまうのだろう。ヨガは2014年くらいからやっていたが、色々あって通えなくなっていたのを、

妹あやめっくすに「ホットヨガ」を強く勧められて再開することにした。

わたしは、なんでも、始めるとずーっとコツコツやるタイプではあるが、準備が整うまでは、わりと時間がかかるタイプで、
度重なる体調不良を心配して、ヨガへの入会をすすめられたのが今年の1月、しかし、お金がないとか、急な引っ越しで、とか色々理由があって、本格的に通い始めたのが、
5月の下旬からになる。

しかし一度再開するとヨガ最高! となり、
やたらチャクラのことを気にして、勉強を始めたり、眠る前とか、お風呂場では、ヨガのマントラとか、ヨガミュージックなんかを流したりして、我が家はまるで、
インドネシアのアーユルヴェーダのサロンみたい。

その発展系で新しい勉強も始めたのだが、その過程の中できのう「サーカディアンリズム」という言葉を知った。
これは、いわゆる体内時計のことで、
なんと人間の体内リズムは、24時間よりすこし長めで、24時間15分くらいから25時間らしい。つまりそれって、地球の自転リズムと、すこしずれているから、
人は毎朝太陽を浴びて、体内の時計を合わせ直しているのだそう。

わたしはどうしても職業柄、生活のリズムが基本夜型、しかし時々朝型みたいな感じで整わないし、自律神経が乱れがちのルーティーンである。けれどこの、サーカディアンリズムのことを聞いてなるほど! と思ったことがあって、それは、毎日毎日起きる時間か、自然に委ねていると1時間ずつずれてしまう謎についてであった。

リズムを、無理矢理整えようとすると、ほんとうに自律神経がぐちゃぐちゃになるという経験があって、リズムを整えたいときは寝たいときに寝て起きたいときに起きるようにする。
それで自然なわたしリズムを作って行く際、どうもなんか起きる時間が、10じから11じ、11じから12じ、そして13じ、と、だいたい1時間ずつ、しだいにずれていくのはなんだろう、と思っていたのは、
これはわたしサーカディアンリズムが25時間であって、朝陽を浴びてないからそれか日々時計合わせできていないのだと知った。

なるほどね!

そしてここから話は、オチというほどでもないオチに向かっていくのだが、

昨日、近郷画伯から送られてきたこの絵、ちょっと新しいテイストだったので、
最初はこれに合う短い物語でも書きたいと思っていた。しかし、このサーカディアンリズムの秘密を知ってから、
わたしにはこの絵が、

『地球の自転から自律姫を25の世界へ誘い、奪っていく、容赦ないモカコサーカディアンの誘拐』にしか見えなくなってしまったのである。

姫は抗い、24の世界に留まろうと後ろを振り返るが、その奥にはモカコサーカディアンのリズム世界が、大口をあけて彼女を待っている。

<モチーフvol.168「サーカディアンリズム」/イラスト=Mihokingo>

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【New!!】わたしが劇中原稿の制作と主演の中山美穂さんの書く字を書いた映画「蝶の眠り」がGW明けから公開されます!
このHPの予告編にもわたしの手(と字)映ってます!笑
http://chono-nemuri.com/
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 ■冊子希望→https://artisticpantie.stores.jp/
 ■WEBで読みたい→http://kaguramura.jp/symphony
☆モチーフとは動機、理由、主題という意味のフランス語の単語です。

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