小2の子どもの漫画読みデビューの夜
(2024.4.14日)
子どもの漫画デビュー。
スーパー銭湯にて
一緒に行った同級生のお友達が漫画を読むというので
小2の子どもも、漫画を読んでいた。
子どもにとっては、はじめて読む漫画。
我が家に漫画はもちろんあるのだけど、読むより見る派の子どもはこれまで漫画に興味を持ってこなかったのだ。
ちゃおで連載されているらしい4コマ漫画で、小2の子でも読めそうなものだったので、まあいいかなと思って見守りつつ、わたしも読みたかった漫画を読んでいた。
本を読むのが好きな同級生のお友達とわたしは
どんどんページをめくっていくのに対して
子どもは、もんのすごいゆっくり1ページを熟読していた。
そんな小一時間を過ごして
あとは適当に遊んでご飯を食べて帰宅したのだけど
ふと夜寝る前に
「今日読んだ漫画どうだった?」って聞いてみたところ
「うーん、4つで終わるお話だった」という感想。
え! そこ!
ストーリーや絵ではなく、ではなく、フォーマットの感想!?
そこに言及されるとは思わなかったので、めちゃくちゃ驚いたわよ。
漫画をフォーマットで捉えたことなかったから。
わたしが、はじめて読んだ4コマ漫画はりぼんの「HIGH SCORE」で、読んだことも覚えてるんだけど、それが4コマであることは当然の如く受け流し、ただ絵とか内容とかをみていたから。ギャグとかバトルとか恋愛いたいなカテゴリーは意識していたけれども。
以前、子どもと一緒に十二単の着付けショーを見に行ったときも
「色の合わせ方が素敵だよね〜、わ!緑だったのに次は紫〜!」などというわたしに対して彼女は
「お母さん、ひもをあたらしいのつけたら、前のやつはとってるから、ひもが1本だけなんだよ」(ひも1本で着付けていることについての感想)というので
え、そんなところ見てるの!? ひもなんて1ミリもみていなかったわよ!!
とそのときもびっくり仰天したのだった。
彼女はひもを凝視しているので、着物の色などみておらず
わたしは次は何色かしら?に注目しているのでひもなど目に入っていなかった。
文脈が好きなわたし。
仕組みが好きな子ども。
いつもわたしの想定にない感想を繰り広げるので、
そのたびにびっくり仰天している。
だから、わたしは子どもに感想を聞くのが好き。
感想ハラスメントにならないよう気をつけないようにしなければ。
今夜聞いた漫画についての「うーん、4つで終わるお話だった」という感想も
実際はもっと、わたしにはない独特の語彙で
4コマ漫画を説明していたのだけど
寝る前でぼんやりしていたので正確な表現は忘れてしまった!!
もったいないことをした。メモすればよかった。