「自分が何がしたいかわからない」とスマホ依存

僕はスマホ依存症だ。
正確にはYoutube依存症。

だからスマホに限らずPC、iPad、iPhoneでヒマさえあればYoutubeやTVerやアマプラで動画コンテンツを楽しんでいる。

いや、楽しんでいるというより
もうただの習慣だ。

音が鳴っていないと気がすまない。
昔から家では四六時中テレビが点いてた家庭だから仕方がないのか。

さらにその習慣を助長するのがAirPods。
無線で家の中ならどこまでも届いてしまう。

AirPodsを付けながらiPadでYoutubeを回したまま
トイレや食器洗い、洗濯、、
すべての家事をやってしまっている。

で、何が問題かというと僕は自分で何をやりたいのかをわからなくなってきた。

これはスマホ依存の問題でもあるし、
別にスマホがなくても僕は元から自分が何をしたいのかわからん説もある。

前者の問題はもちろんあるが、
後者の場合は特に怖い。

だってデジタルデトックスをしたところで
「…ん?俺何やりたいんだ??」ってなる可能性もある。

それは怖すぎる。
だからってスマホ断食しないのも違う。

現在の症状:自分が何がしたいのかわからない
に対して、

2つの原因
1。元々強くやりたいことがない
2。スマホ依存でその傾向がさらに助長された

この2つの原因にアプローチしなければならない

1つは「やりたいことを少しずつやっていく」というリハビリ
もう1つはこれ以上スマホに脳をハックされずに元の脳に戻していくという治療的な行動。

今回は後者の治療的な側面について語っていきたい。

デジタルデトックスは習慣改善である


まずスマホ依存をシンプルに捉えれば
ことあるごとに選択肢A(スマホをいじる)と選択肢B(その他の行動)がある時に
選択肢Aを選んでいるだけなのだ。

Youtube見る?勉強する?→Youtube

Youtube見る?お風呂入る?→Youtube

Youtube見る?食器洗う?→苦痛だから食器洗いながらYoutube見る

てな感じで。

で、どうやってBを選べるようにするかというと
Bを選ぶ回数を増やしていくだけ。

AもBも電気抵抗のようなもので、
抵抗が少ない方に流れるというだけ。

Youtubeは目の前にスマホがあって、
アプリをタップして、
動画を選べばすぐに動画が流れてしまう。
(そして手軽に楽しいを得られる)

対して勉強は「楽しい」が得られるまでの労力がいる。
参考書を出して、
ノート出して、
ペンを握って、
何を学ぶかを明確にして、
…と勉強に取り掛かっても慣れてない人は5分と持たずにスマホを手に取ってしまう。

そりゃあYoutube見ちゃうよねと。
しかも僕みたいな快楽主義人間だとなおさら。
歯止めが効かなくなる。

ネトフリの海外ドラマだと一気見しないと気が済まなくなる。
たとえ翌日が仕事だろうと。

じゃあスマホ依存の悪循環にハマったら抜けられないじゃんってなるけど、
そうはならない。

もちろん簡単ではないけど対策はできる。
いろんな値を調整してBに電気を何度も何度も流すことでBへの抵抗値を変えることは可能だ。

たとえばあなたがめんどくさいと思う課題を会社から与えられてて、
その課題の納期が3ヶ月後ならすぐにやらないだろう。

でも「明日までに必ず」と言われたらほとんどの人はその日に課題を終わらせようとするだろう。

こうやって1つの外部環境(今回のケースでいうと納期)が変わっただけで電気の流れ方が変わったのだ。
行動が変わったのだ。

じゃあどんな抵抗値をいじれば良いのか?

たとえば
・納期
・遂行のハードル
・その行動のやりやすさ
・友人とのコミット、罰ゲーム
などなど。

たとえばさっきの勉強の例だと

・納期

明日までに終わらせると決める

↑これだけでも効果がないわけではないけど僕みたいに習慣化がうまくできない人、自分に厳しくできない人には効果が薄い。

それよりは「友人とのコミット」と「納期」組み合わせると効果的だ。

たとえば
「明日までに参考書10ページできなかったら1,000円罰金にしようぜ」
みたいな。

同じ目標持つ人だとやりやすいし、
そういう人がいなければ一方的に払ってもいい。

実際僕もこれをやってていい感じでプレッシャーかかって
半強制的に行動できたことが多々ある。

・遂行のハードル

習慣化できない人のほとんどは完璧主義。
僕も自分で分かってはいるけどなかなか完璧主義は治らない。

だからこそ自分で意識してハードルを下げる。

たとえば「夜2時間かけて〇〇まで終わらせよう」
と考えるよりも
「5分だけ参考書を読もう」の方が確実にBに電気を流せる。

さらに5分だけ始めると作業興奮っていう現象が起きるから
続けて作業をやりたくなる。

この現象をうまく利用できれば習慣化はかなり楽になる。

・その行動のやりやすさ

習慣のセオリーとして、行動が始めやすければ始めやすいほどその行動を行う確率が上がる。

みんながスマホ依存に陥ってしまうのもスマホが常に身の回りにあり、
2、3タップすればYoutubeを開けてしまうことが原因だ。

これを習慣にしたい行動にも応用する。

勉強なら、机の上に常に参考書やノート、ペンを置いておいてすぐに勉強しやすい環境を作る。

そして逆にスマホはいじるまでに時間がかかるように電源を切って玄関の靴箱にでも入れておく。

こうするだけでもBの行動をする可能性がかなり上がる。

まとめ

最初の話に戻るけど、
結局良い習慣と悪習慣は表裏一体で、
悪習慣をやめる=良い習慣ができるとも取れる。

そして冒頭にお伝えした2つの原因

1。元々強くやりたいことがない
2。スマホ依存でその傾向がさらに助長された

これについては悪習慣をなくすことで原因2が改善され、
良い習慣をやり続けることで原因1が改善されると考える。

つまり、ここまで小難しい話をしたけど
結局は良い習慣続けてれば良い方向に流れが変わるよって話。











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