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たまたま出会った本を読んだら、15年以上前のオウンゴールを思い出した話

『書く習慣』という本を読んだ。
※記事タイトルはその本に書いてあったことをとりあえず実践。

個人で発信を試してみてちょうど一年くらい経って、どう続けていこうかと思ってたところに、たしかツイッターのタイムラインに流れてきたnote公式のツイートがこの本を知ったきっかけだったと思う。

一年前まで、ツイッターもインスタグラムもnoteも、知ってるけどアカウント登録しようと思ったことはなく、でも一方で、個で発信するということにも興味はあって、とりあえず手軽そうなツイッターを始めてみた。

基本的には、いま携わっている業界の日々のニュースを拾ってつぶやいているだけ。そのうち、長い文章にまとめて思考するにはツイッターじゃ不便だと気づいて、長文用にnoteも始めた。
もともと文章を読むのは好きだし、(仕事で業界レポートを書いていたので)書くのも苦手ではない。

そんな中、たまたま見つけた本だけど、自分の頭の整理にもなるかと思って読んでみた。

感想を一言でいうと、「漠然とこの一年感じてきたことが、言語化されてまとめられてた」という感じ。「これは!」というものはなかったけど、「だよね~」と思うことはたくさんあった。ちょっと例を挙げてみる。

・ツイートするまでが体験
・とりあえず始めてみて、走りながら考える
・「実体験」が入っている文章は評論に勝る
・「読んでる人は確実にいる」と信じる

あと、最後の章にあった『写真を撮るように今の自分を残しておいてほしい』という文章を見て思い出したのが、学生~新入社員時代にやっていたブログのこと。

ちょうどブログが流行ってて、何気ない日常や読書・映画の感想、サークル(サッカー)の試合記録などを残してたけど、そのときに自分が決めたオウンゴールのことを書いたことがある。

当然、普段はそんなこと頭の片隅にもないんだけど、ふと思い出すときにそのオウンゴールは他のプレーの記憶よりも明らかに鮮明な気がする。それはたぶん「書いた」効果で、まさに写真を撮るように記憶が残っているということなんだろう。オウンゴール自体はネガティブなものだけど、思い出としてはそんなに悪くない思い出となっている。
ちなみに、それが大学生活最後のゴールになった。

写真にも「あのときはこうだったね」という記憶を呼び覚ます効果があるけど、文章にも同じような効果はあると思う。

ダラダラと書き連ねてしまったけど、書くことはやはり重要なアウトプットの一つだから当面続けていこうかなと改めて思ったし、たまにはとりとめのないことを書くのも悪くないなと思った、そんな週末でした。

おわり

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