ついに水面に浮上。ChatGPTを触って感じた所感と近人類の行く末考察
思考メモです。最近の頭に浮かんだ言葉をバーッと書き綴ります。
AIについて。すでにご存知の方も多いでしょう、ChatGPTの一般リリースによるテック界のざわめきぶりよ..そしてエンジニアたちのあの手この手でハックしている賢い人々のアレンジ追求欲と言ったら。
以前から世界のあちこちでその動きはうっすら感じてたけど、いよいよ最近水面上に上がってきた感。イーロンマスクが絡む研究団が非営利団体と強調していることも、なんだかこの資本主義社会の一歩先にある時代のために布石が打たれているような裏読みまでしてしまう..(とはいいつつなんだかんだ金は集まるし動いてるだろう。世界の仕組み的に)
実際触ってみて、普段の仕事で使うツールとしてどんなになるか使ってみた。
まずは所感から。ChatGPTとはなんぞやという説明は後からします。
それはゲームボーイからDSへ、DSからSwichへ機器がアップデートされていくようなそれとはまったく異なる衝撃..(例えで世代が分かりますね😂)
ガソリン車からハイブリッドカーってなもんでもない、もっと「あ、これは次元変わったな」っという感じ。
Macbookを手にした時のワクワクドキドキ感でもない、背中に水がスッと降りてきてやけに静かで重い感覚..うーん表現が難しい。
とにかく、私たちは今時代の大きな変化の切り替わりの中にいるんだということが言いたいのです。
使い方とか仕組み的なことはさておき、このOpenAIとかChatGPTの「機能がめちゃくちゃすごい!」という単純な感想がこの世界の在り方が変わる理由の主軸ではないです。
たしかにchatAIの機能+コードいじったりアレンジしたりで仕事効率があがるなど使い方はさまざまだけど、機能がすごいというよりやばいのは「AIにできることで変わっちゃう人々の行動思想」の方なのかなと。
どういうことか、まず前提として簡単にAIってどんなことをしてくれるかというと「人の言動や行動を学習させてアルゴリズムをつくり、そのアルゴリズムを元に何かしらの作業をすることができる存在」なのですよね。
ChatGPTってどんなん?
実際に今回取り上げているChatGPTも、運営・研究をしているアメリカの非営利法人OpenAI(営利法人も親会社だか子会社だかであり)が一般向けにリリースしたAIチャットボット。イーロンマスクが絡んでるとかもう色々と匂いまくりですよね。
ぶっちゃけ企業はカスタマー対応とかですでにAI使っているところ多いですよね。あの機能が一般向けに実質無料で使えるようになったよ〜というとことでしょうか。
例えば「東京でオススメの観光スポットを10つ教えて」と質問したら、
という具合に、オススメスポットとそこの簡単な説明までしてくれるのです。使った書簡としては、うーんデフォルトの機能だと精度はまだいまいちかなあ〜と。普通に間違った情報も出てくると思います。
(ちなみにこの画像は私が独自にGoogleドキュメントの拡張機能を追加してアレンジしているので、実際のチャットボットはもっと会話形式のような画面になると思います。)
ちなみにこのアレンジは
こちらのnoteを参考に実装してみました。
非エンジニアの私でもサクッとできて感動。こういった賢い方々がいてくれるおかげで、私はこの世界で楽しく能天気に生きていけるのだと日々感謝ですね、ほんと。
しかしアルゴリズムはどこから学習させてるんですかね〜。
そこまで詳しく調べてないですが、英語圏であるアメリカの団体から出ているからか、以前「録音した音声を文字起こしして要約してGoogleドキュメントにまとめる方法は?」と聞いた時、やたらアメリカの企業(AmazonとかGoogleとか)の文字起こしアプリやツールばかりオススメに出てきたので、主に英語圏のネット上だかどこかで拾われた情報や学習させ、そこからAIに返答させているような気がしました。
確証はないですが、多分
▲「日本語でおすすめされている東京観光スポット情報を日本語の情報から学習し、日本語でAIから答えてくれる」
というストレート情報ではなく
●日本語or英語でおすすめされている東京観光スポット情報を英語の情報から学習し、英語から日本語に直して答えてくれる」
という道を辿っているような気がしました。なので純粋に日本語を日常で使う日本人からの日本語の情報ではなく、英語圏で「Tokyoのココが観光に良いらしいぞ!」の情報がきているのが濃厚説。
だって、さっきの話に戻りますが日本語で「オススメの文字起こしアプリ教えてよ」って言ったら普通日本国内の会社が運営しているアプリをおすすめしてくれますよね?4つくらいおすすめしてくれましたが全部アメリカの企業でしたからね笑
そういやChatGPTの使いはじめは、日本語で質問しても英語で全て返ってくるということが続きました。(ちな「日本語で教えて!」とつけると日本語で返ってくる)
最近はもう日本語で質問したらそのまま日本語で回答してきますね。さすがに学習したのでしょう。
今後この回答精度や言語の違和感のようなものもどんどんブラッシュアップされていくでしょうが、便利ですよね、AI・・。
ちなみにデフォルトのChatGPTは3.5のバージョンですが、4やら5やらが次々とアップデートされていたり課金したらもっと精度あがるよ〜みたいなスタイルが今。
正直アップデートスピード早すぎて落ち着きのなさを感じるし、仕事のツールとして本格的に活用するにはまだ機能としての完成度は微妙、他のアレンジなどリサーチ要必須ということで現在は活用しながらも様子見というのが私個人の現状です。なんせ面倒くさがりですから、いちいちアップデートしたりなんだり面倒臭い。
なのでChatGPTも完成度だけ、機能面だけ見ると「こんなもん?これの何がすごいのか」と感じる方も多いと思います。基本のポテンシャルはすごいですけどね。
私もまだ一辺倒に傾倒できないかな〜まあでも動向は追いたいので仕事でも活用しつつ情報はちょくちょくチェック続けます。
しかし今でもかなり細かく具体的な質問や指示であれば結構まともな回答が返ってきます。ネット上で転がっている情報からのBotや〇〇選、知識なんてもはやググる手間さえ不要となりました。なんとライター泣かせなのでしょう。
実際AIは人の仕事を奪う怖い存在なのか?
結論の私の考察ですが、先ほど言った
この言葉の意味ですが、やばいのは人々の行動変容に直に響くという面です。
超ざっくり言うと、「知りたいこと分からないことをググって探して情報を集めて解決先を考える」手間がいらなくなるのです。
例えば今までは「東京のオススメの観光スポットを調べてそこに行きたいなあ」と思ったら、ググったりSNSで情報を集めて、その場所の特徴、行き方もネット上の色々なページを行き来して調べて、準備をして・・なんて手順が必要でしたが、
もうAIに「東京のオススメの観光スポットの紹介と全ての場所の特徴、行き方とかかる料金や時間を全部まとめて教えて」と質問したら、具体的にパッと答えと解決策まで出してくれるのですから・・
もっと言うと、最後の「自分の体をそこ(東京の観光地)」に持っていくという行動が、もし本人ではなくてもできることだとしたら・・・?(ただ文章をまとめるとか、メールを送信するとか)」
AIが人間の代わりにやってくれますよね。おおなんと便利なのでしょう。是非ともそこまでやってくれ!
そんなわけで、これまで必要だった
「自分で調べて、ネットの情報が答えを見つけたりヒントをくれるのであとは自分でそこから解決するために動く」
の最後の「自分でそこから解決するために動く」の部分までも、場合によってはAIが勝手にやってくれる。という事態がもう妄想でも想像でもなく現実として起きているのがここ最近ということなのですよね。
私たちの欲求をなる早に楽に叶えてくれるAI。
これが吉と出るか凶と出るかはその使い手次第・・
私なんてChatGPTひとつとっても決して仕事で超効率よく使いこなせているとはまだまだ言えない現状ですが、すでに世界中でこのツールを効率化やマネタイズのために使い倒しハックしまくっている猛者たちがいるのは確かです。
SNSやネットの使い方、道具の使い方による格差のようなものは今に始まったことではありませんが、これまでは行動レベルまで関与してくることはそこまでなかったのではないかな?というところから、一気に人間の行動レベルまで関与してくるのがこのAI。
今はアメリカをはじめとする世界中のテック最先端の猛者たちや、私のようにただの電波大好き?物理的な体の制約いらない便利なものが大好き人間のような者たちの中で盛り上がっているAIテック業界ですが、スマホが一般の万人に普及するまでも時差があったように、一般認知と活用まではあと数年はかかるかなあ・・
今後の未来が楽しみです。
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