プレゼンテーション1

「グアムの探偵」を読んだ


やっぱり松岡圭祐の小説はいい。
小説を読んでいて物知りになる。
ストーリーのある雑学大百科だ。
ただ、一つだけ残念なんことがある。
主人公が、男性だということだ。

私が初めて読んだ松岡作品は「催眠」。
面白いと思ったけど、くどいなあという感想を持った記憶がある。
私が松岡作品にハマったのは「千里眼」から。
元戦闘機パイロットの臨床心理士が超絶活躍する物語。
それから、ずっと松岡作品が好きだ。

鑑定士も、探偵も、添乗員も、探偵も、文部科学省の官僚もみんな好きだ。
私は確実に、小説の中の彼女たちに恋をしていた。

最近の松岡氏は、歴史小説ばかり書いていた。
面白いらしいが、なんとなく手に取る気持ちにならず、いまだに読んでいない。
きっと読まず嫌いだ。
読めば面白いはずだ。

今回、「グアムの探偵」という、歴史小説じゃない小説が出たので、小躍りしながら読み始めた。
やっぱり面白かった。
残念なことはただ一つ。
主人公が女性じゃないことだけ。

冒頭の1ページを読めばわかるが、他のストーリーと世界観が同じらしい。
グアムということなので、まずは添乗員あたりとコラボできそうな気がする。
できれば、元自衛官の復活もお願いしたい。


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