MNW519

創価学会男子部MNW部・オンライン部活企画のアーカイブです。

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最近の記事

『御書 新版』を研鑽しよう!

 本日の部活では、明日11.18に発刊される池田先生監修の御書新版について、今後の研鑽の一助としていただくべく、何点か共有させていただきます。  まず、発表されている基本情報を確認します。  ・全2288ページ、A5判。  ・文字を大きく、改行・句読点を増やし、現代仮名遣いに。  ・御書32編を新たに収録。  ・聖教新聞等では2022年から御文を御書新版の表記で掲載。ページ数は新版と旧版を併記。  また、池田先生の御指導により、「正確さ」「読みやすさ」「学会の伝統

    • 渋沢栄一『論語と算盤』に学ぶ

       今回の本部活企画は「渋沢栄一『論語と算盤』に学ぶ」です。  渋沢栄一は、3年後の2024年から1万円札の顔となり、今年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公にもなっています。池田先生も指導のなかで、その言葉を引用されており、今回の企画とさせていただきました。  渋沢栄一は、明治時代に活躍した実業家、近代日本社会や経済の礎を築いた人物です。生涯で約500の会社や600の社会事業にかかわっています。  『論語と算盤』は、渋沢栄一の講演記録を編集した著作です。今年のGW前

      • 2020年10月座談会御書「一生成仏抄」に学ぶ

         今回の企画では、今月の座談会御書を、池田先生の指導を元に学んでまいりたいと思います。座談会で講義を担当する場合などの研鑽や思索の一助としていただければと思います。今月の拝読御書は「一生成仏抄」です。 〈御文〉衆生と云うも仏と云うも亦此くの如し迷う時は衆生と名け悟る時をば仏と名けたり、譬えば闇鏡も磨きぬれば玉と見ゆるが如し、只今も一念無明の迷心は磨かざる鏡なり是を磨かば必ず法性真如の明鏡と成るべし、深く信心を発して日夜朝暮に又懈らず磨くべし何様にしてか磨くべき只南無妙法蓮華

        • 『立正安国論』に学ぶ「対話の精神」

           今回の企画では、2週間後に迫った世界青年部総会に向けて、先週に引き続き、世界青年部歌「Eternal Journey with Sensei」の歌詞を取り上げさせていただきます。  世界青年部歌では「Sensei! Your vow is my vow.(先生、あなたの誓いを必ず果たします)」と繰り返し歌われています。「vow」とは「誓い」の意味で、ここには『新・人間革命』の最終章である「誓願」の章の意義が込められていると思いますが、「Your vow is my vow

        『御書 新版』を研鑽しよう!

          「世界青年部歌」から「本因妙」を学ぶ

           今、配信中の本部幹部会で、新たに世界青年部歌「Eternal Journey with Sensei!」が発表されました。冒頭のフレーズ『さあ、共に出発しよう! 命ある限り戦おう! 前へ前へ前へ』が印象的な歌ですが、志賀青年部長が仰っていた通り、この歌詞は、小説『新・人間革命』第30巻「誓願の章」のラスト、2001年11月の本部幹部会で、池田先生が青年に語りかけた言葉が元になっています。  『“さあ、共に出発しよう! 命ある限り戦おう! 第二の「七つの鐘」を高らかに打

          「世界青年部歌」から「本因妙」を学ぶ

          2020年9月座談会御書「三三蔵祈雨事」を学ぶ

           本日の企画では「大白蓮華」9月号から座談会拝読御書「三三蔵祈雨事」を学んでまいります。  座談会で御書講義を担当する際、皆それぞれ個別に研鑽して発表することがほとんどだと思いますが、事前にメンバ間で議論ができたら、もっと深められると思っていました。「大白蓮華」が届いたタイミングで、できるだけ一緒に学んで、話し合っていきたいと思います。 〈御文〉  夫れ木をうえ候には大風吹き候へどもつよきすけをかひぬれば·たうれず、本より生いて候木なれども根の弱きは·たうれぬ、甲斐無き者な

          2020年9月座談会御書「三三蔵祈雨事」を学ぶ

          書籍『日蓮門下の人間群像』から「熱原の法難」を学ぶ

           今回の企画は、今年6月に発刊された『日蓮門下の人間群像』から、「熱原の法難」について学んでいきたいと思います。  というのも、本書では、御書の新たな研究成果が反映されており、「熱原の法難」のイメージが、個人的に大きく変わったためです。  日蓮門下たちが、いかに「熱原の法難」と戦ったか、日蓮大聖人が「出世の本懐」を遂げたと言われた意味は何か、確認してまいりましょう!  「熱原の法難」は、弘安2年(1279年)を頂点にして駿河国(静岡県)富士方面で起こった、日蓮門下への弾圧事

          書籍『日蓮門下の人間群像』から「熱原の法難」を学ぶ

          楽しい活動・楽しい組織

           先日、本部の代表で行った男子部ビジョン会議では、「楽しい組織にしたい」という意見に賛同が寄せられました。  そこで、今回の企画では「楽しい活動・楽しい組織」について、御書や学会指導から考えていきたいと思います。  「楽しむ」と聞いて、真っ先に思い浮かぶのは「衆生所遊楽御書」とも呼ばれる「四条金吾殿御返事」です。  池田先生は、今年5月3日に発刊された『世界広布新時代の指針』に収録された講義の中でも、この御文を紹介されています。全部で6行だけの短い御書です。  一切衆生・

          楽しい活動・楽しい組織

          「勝つことよりも負けないこと」を考える

           今回の企画は、「勝つことよりも負けないこと」がテーマです。先週の企画で、不軽菩薩の名前が否定形で表現される意味を考えた時に、Tくんが感想で挙げてくれた言葉です。  池田先生も折に触れて「負けじ魂」の大切さを語ってくださいますし、奥様も『香峯子抄』のインタビューで池田家の家訓として答えられています。  今回は、「勝つことよりも負けないこと」というテーマから、「不退の信心」、また男子部の部活等「小会合の意義」について考えていきたいと思います。  池田先生は、創価学会永遠の5

          「勝つことよりも負けないこと」を考える

          なぜ不軽菩薩の名前は否定形なのか?

          【2020/07/26 MNW部オンライン部活から】  今回の企画は御書「諫暁八幡抄」の研鑽です。  池田先生が「大白蓮華」で連載されている『世界を照らす太陽の仏法』ですが、その第1回が「諫暁八幡抄」の講義です。今年5月3日に発刊された『世界広布新時代の指針』の1番目にはこの御書講義が収録されています。  世界青年部総会の開催に向けて、「仏法西還」の未来記を明かされた、この御書がぴったりだと思いましたので、今回選ばせていただきました。  「諫暁八幡抄」は弘安三年(一二八〇

          なぜ不軽菩薩の名前は否定形なのか?