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女性活躍推進の誤解と、対処法

2016年の女性活躍推進法施行後、企業においては女性社員のキャリア継続のための施策推進が多く見られるようになりました。
一方で、個人の方からのご相談で増えたのは、「制度は整っているが、やりがいが感じにくい」というものです。

つまり、育児など仕事の両立支援制度は利用しやすくなったものの、同時に、女性は休んだり時短勤務取得が一般的だと認識され、「個人としてどのようなキャリアを形成したいか」にフォーカスが当たりにくくなったというものです。

そもそも、家族の在り方は多様化しており、必ずしも子供を持つとも限りません。また、育児休業や介護休業は男女ともに取得できる制度です。

若手やミドル世代向けのキャリア研修では、性別問わず、2つの視点でお伝えしています。
・ライフイベントも含めたキャリア形成
・自分軸と社会軸(外部環境軸/企業軸)

パートナーと過ごしていきたい、親の近くに住みたい、趣味を楽しむ生活を送りたい、将来は子供を持ちたいなどプライベートではどのような生活を送りたいか考えてもらいます。
その上で、どのような経験を積みたいのか、企業を取り巻く外部環境ではどのようなニーズがあるのかも考えていくのです。

ワークショップや個人向けのキャリアコンサルティングにてお伝えしています。