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サードプレイスと未来の仕事の関係

職場でも家庭でもない、第3の場所「サードプレイス」については、人脈形成や能力開発の面でも多様なメリットが言われています。けれども、実際に人脈をビジネスにつなげるには、何から始めればよいのでしょうか?

参考書籍によると、あるコミュニティに参加するとして、そこからビジネスにつなげる間には、複数の段階があるとされています。そして、そのコミュニティの中で活動を行うことで、周囲に何ができる人か理解してもらうことが大切だと言われています。

仕事に置き換えるとわかりやすいですね。社内外の複数のメンバーが参加するプロジェクトの会議で、会議やイベントを一緒に行うことで、何を考えている人か、何が得意な人かがわかるというものです。

参考図書:「人的ネットワーク」づくりの教科書 田久保 善彦(監修)

とはいえ、いきなり勉強会やセミナーで発言したり、コアメンバー活動に立候補するのはハードルが高いものです。どのようなコミュニティや場所が自分に合っているのか見極めるモニタリング期間も必要ですね。また、選ぶ場は地域のカフェや趣味の場など、癒しの空間でもいいのではないでしょうか。顔なじみになって、地域の方の仕事を手伝うようになったなどのお話もあります。

楽しみながらネットワークを作り、緩やかに未来の仕事につなげていく。そのためにも、自分がどのような場が居心地がよくて、どのように価値提供ができそうなのか、考えておきたいですね。

まずはプロジェクトの中で一言を発信する、ちょっとした提案をする、イベントに参加した感想メッセージを伝える等、できることから始めてみるといいですね。

研修や企業内キャリアコンサルティングでもお伝えしています。