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学びと年齢、面倒な関係

バリ島のガムランという音楽をご存じでしょうか?日本の雅楽にも通じるような独特の音で心に響きます。学生時代の旅先で聴いてからはまり、日本で先生を探して長年習いに行っていました。

面白かったことの一つは、大人と子供が一緒に学んでいたことです。楽譜がなく、体で覚える音楽の場合、実は子供のほうが覚えが速いのです。なぜなのか観察すると「聴いたまま、見たまま、そのまま実践するから」でした。大人が覚えるために時間が必要なのは、「楽譜がないと覚えられない」「順番にやらないと覚えられない」等の先入観が邪魔しているのだと思います。そのまま浸透させていく体験から遠ざかりすぎて、難しくなっているんですね。いいければ、いくつになってもフラットに、そのまま受け入れられるのであれば覚えも速いということです。

大人向けの英語講座を受けた際に、先生がおっしゃっていました。「大人になればなるほど、雑念が増えて集中力が続かなくなる」

あれもこれもと考えて、目の前のことへ集中できにくくなるのかもしれませんね。

どのような環境であれば集中できるのか、見直してみたいですね。

キャリア相談や企業内キャリアコンサルティングでは、60分間その方を主役にお話をお聞きします。延長なしで時間が限られているからこそ、集中できるのかもしれません。