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打席に立ち続けること、試合に参加し続けること

年明けのセミナーで、「打席に立ち続けること、ステージに立ち続けることが大切」というお話をお聞きしました。
学んだことをそのままにせずに、実践してみる。
経験豊富であっても、少しずつでも改善を加えていく。
それらの繰り返しによって少しずつブラッシュアップしていく、というものです。経験を蓄積していくことは、大切なことですね。

けれども、「打席に立つ」と聴くと、つい著名な野球選手を想像してしまいます。「打席に立っても打てなかったらどうしよう…」と不安になる方もいるかもしれません。
「ステージに立つ」と聴くと、「緊張して実力を出せないかもしれない…」と感じてしまうかもしれません。

子ども時代に球技が苦手で全く打てなかったり、20代まで赤面症で大勢の前で話せなかった私自身も、悪いことばかり想像してしまうことがあります。

その場合は、「まずは、その場に居続ける」ことを想像すると、楽になるかもしれません。
試合に出る機会がきたら、ステージに立つ機会が来たら、断らない。
人の試合やステージを見て学び、次の段階として自分でその場に立つ。
その繰り返しを想像するのです。

自己効力感(自分が行動できるという自信)を高めるためには、達成経験や他者の行動をモデリングすることが効果的だと言われています。

小さな達成経験を積み重ねていく、他者の良いところを吸収して取り入れていく等、できることから始めていきたいですね。