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ミドルの学習歴と転職との関係

最近の調査によると、ミドルエイジ層の転職には学習歴が効果的に影響しているとされています。

参考:労働政策研究・研修機構「ミドルエイジ層の転職と能力開発・キャリア形成

つまり、能力向上の取組が、転職時の評価にもつながりやすいということです。背景を考えると、向上したことによる納得感や自信も、転職活動を後押ししているのかもしれません。

最近では、「学歴よりも学習歴」という言葉をよく耳にします。変化が大きい時代において、10年以上前の教育実績と企業内での実務だけで活躍し続けることが難しくなっているということです。
時代のニーズや周囲の期待に合わせて、自ら必要なスキルを常に拡充し、新たな強みを増やしていく。そのような時代になりつつあるのではないでしょうか。また、その中で築いた人脈も、転職やその後のキャリアにつながることがよくあります。

実際に、キャリアコンサルティングの場では、自己啓発や副業・プロボノ活動等を通して、新たなスキルや経験を身に付け、人脈を構築して次につなげている方が増えていることを実感します。

「所属部署ではなかなか力を発揮する場がない」、「同じ業務の繰り返して成長を感じられない」、そのように感じたらアクションを起こすタイミングかもしれません。能力向上の納得感や自信は、組織内での活躍だけでなく、転職の機会ともなり、選択肢が増えていきますね。

専門家として企業内キャリアコンサルティングやセミナーの場で、具体的にお伝えしています。