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ハサミの話。

普段の私は発達領域の作業療法士という仕事をしているよ。ざっくりいうと、子どもの発達を促しながら楽しく遊ぶことが仕事。毎日不思議で面白くで可愛い出来事が起きるからワクワクしてお仕事をしている。私は基本人間が好きだし、何を思ってどう感じているのか、なぜその行動や動作をするのか考えることが好きだからすごく自分に向いている仕事だなと思う。

今回話そうと思っているのは、『ハサミ』のお話。多くの子どもは3〜4歳でハサミを持ち始めて、5〜7歳くらいでハサミ操作が上手にできるようになってくる。でも中には思ったようにハサミを動かして形を切ることが難しかったり、持っている紙が不安定になってしまったりと、大人が何気なく使っているハサミという道具も実はすごく難しい道具なんだって思った。なので、ハサミ操作の工程と練習方法を分かりやすく整理するために、表を作成してみた。私なりにハサミを操作する工程とそのために必要な力は何か考えてみたよ。

ハサミ工程表

ハサミの操作だけでもこんなに沢山の力が必要。難しいね。
それにここに記載していない力だったり、有効な支援はまだまだあるかも知れない。こないだ参加した勉強会がとてもタメになったから、まだ情報交換していきたい。

動作を分析したり、そのために必要な能力や出来るようになるための方法を考えることはとても楽しいね。それに子どもが段々と上達する姿を見るのも楽しいし嬉しい。

OT3年目、楽しみながら仕事するぞ〜



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