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お守りみたいな言葉があって

久しぶりにゆっくり言葉を紡ぐタイミングと気力があるので、冷めないうちに書き留めておこう。あれからどれだけ月日が経ったかな。あれからっていつだろうね。なんて言ってるけど、私はこれまでの全てをしっかりと胸に刻んで生きているつもり。みんなには恥ずかしくて言えはしないけど。

色々な時間や様々な経験、ふとしたタイミングの積み重ねによって今がある。ひとつ言える事とすれば、私は私を諦めなかったよ。たくさん悩んでたくさん迷って死にそうな想いを抱えながらもたくさんもがいて、そんな日々を超え続けて一歩一歩生きている。もちろんそれは自分だけの力では到底なくて、一瞬一瞬を支えてくれた人や物や事、全てがあって今があると思っている。生まれてこの方、人生に無駄な事なんてひとつもないと思っているから、全てを忘れたくないし全てを抱き締めて、私はこれからも生きていく。だから光の方、光の方へ。

自分に正直にしか生きられなくて馬鹿みたいに不器用だけれど、それこそが自分自身である事も私が一番わかっているつもり。思ってもいない事を出任せで口にできたり、咄嗟に繕って器用に立ち振る舞える人間であったら、きっと今はこうなってはいない。ありのままで気持ちを込めて伝えた時の方が、やっぱり人の心を揺さぶるのだろうし自分も気持ちが良いんだよね。本物の心でぶつかってそれが相手に届いた時の何とも言えない快感は、心のずっと奥の方が熱くなる感覚がある。あの子の目の奥はいつも何か信じているようでそらせない。私は死ぬまであの子でいたいよ。

そんなこんなで時には多方面からのプレッシャーや心無い言葉や丁度良い同調や心有る優しさに押し潰されそうになったりもしたけれど、全てを受け止めてそれはもう血となり肉となり私の体内で燃え上がり続けているよ。なんていうかやっと自分で見定めて自分で挑んで自分で決めた人生を一歩ずつ進めているのかもしれないね。あああ自ら選んだ人と友達になって。穏やかじゃなくていい毎日は。

これは転職に限った話だけではなく全てに繋がっていると思っているけれど、私を選んでくれた直属の上長が猛プッシュしてくれたという話を聞いて、なんていうか見ていてくれる人はいるんだなという気持ちと、私の信じてきたものは間違っていなかったのかもしれないという気持ちが右往左往した。そして何より今回は、条件や待遇ではなく熱意や心持ちで決めたんだ。ひょんな事から社史を読んだり社長の話を聞いたりして、こういった方々の下で一から挑戦して成長してみたいと純粋に思えた。情熱の真っ赤な薔薇を胸に咲かせて生きている人は格好良い。いつだって心が揺さぶられた方へ進み続ける人生でありたい。とても情に厚い方だという風の噂を聞いて、あの空気感での重圧に負けずに私自身で挑んで良かったと思えた。間違ってなかったって、うん。

そして私が人生を歩んでいく上でずっと大切にしてきた音楽に仕事として携われている事に感謝したいな。今思えばいつかはこうなれればいいなとうっすら本当にうっすらと思い描いていた通りに、まさかのなっているのかもしれない。働き方改革もめちゃくちゃ進んでいるしリモート推進はもちろん、社内もフリーアドレスでカフェテリアかと思う。好きという何にも変え難い気持ちや胸の奥の熱意に、労働という切っても切り離せない条件や環境が乗ってきた感じさえある。最終面接の最後に、音楽に人生を救われてきたのでと言った時、社長が聞き逃さずにすかさず突っ込んできたのも多分一生忘れない。好きな物を仕事にする事は時に苦しいかもしれないけれど、間違っても別に構わない。

そして誰よりも業務を理解し裁きまくっているプッシュマン上長が、私を自らのサブに選んでくれた事を忘れずにいたい。業界未経験の何の知識も技術もないポンコツアラサー女を、どうもありがとうございます。今は愛嬌とキャラと素直さと直向きさだけで乗り切っている。特に誰にも言われていないのに自分でいうなよ。でも営業はどんな業界でも人と人だからあなただからが大事だからって言ってくれて嬉しかったな。私のこれまでの営業スタイルや私のお客さんたちを思い返しつつ、なんだかちょっぴり認めてもらえたような気がした。会議や業務メールの中で、大切に思ってきたアーティストやらカルチャーやらが飛び交う世界の片隅に、自分がいるのが未だに信じられないな。出来ない事も頑張って、やってみようと思ってる。やってみようと思ってる。やってみようと思ってる。

横浜エリアの営業同行終わりに直行して観に行った、カネコアヤノとクロマニヨンズの2マン一生忘れない。私にとっての神様が共存していたよ。その前に家系ラーメンも食べちゃった。吉村実になるからね。


ロックンロール ❤︎ ✌︎

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