24.4.2. diary
スマホを開くと回遊する癖が着いた。これは良くない。
昨日は布団から出られなかった。今朝はギリギリ、やることはやって、会議にはでて、乗り切った。
全然建設的なことも解像度の高いことも言えなかった。準備をしていないので当然だ。あいまいが良かれと思って避けてきたことの裏返し。思想は自由だが、適性にあうとは限らない。駄目な自分を認めることと、自分の可能性に見切りをつけないことの区別を、自分ではつけられない。みんなうまくやりすごしててすごすぎる!
仕事は与えられたことを最低限やることをやる日々だ。実践に重きを置き、高みへ高みへと目指す姿勢に、尊敬はするし、細やかなこだわりや良いものができている。が、ついていけない。ただ、仕事のせいだけではない。1人暮らしのワンルームで、折りたたみ机にあぐらをかいてリモートワークをしている。環境をつくろうとしないことにも、要因がある。あと、フルリモートなので飯を食っていないこともある。
やらなければならない仕事を、余裕をもって進められない。ギリギリまで先延ばす。そんな自分は散歩をしている暇など無い。家に拘束する。そうすると、仕事と生活を切り離す場所が布団しかなくなる。こもる。
これはいかん、散歩に出る。一駅歩く。
好きなものに惜しみなく金を使い、生活が整備しきれていないことへと反省がある。靴屋に行っても、靴が選べない。店員さんに話しかけるのが恥ずかしい。選べない自分が情けなくなる。買ったばかりの全身鏡が割れた。無力を感じる。
惜しみなく好きだとわかり、選ぶことができるのは本だ。しかし、嗜好性を取っ払うべく、好きなものから手を離していた。嫌でもいいから本屋に行った。雑誌をみた。吉祥寺の店特集とdantyuみた。おいしそうだった。ぼーっと読んでいたら「20時なんで閉店です」と店員さんから声をかけられた。はい。すみません。
帰り道、ツンとした味ポンのにおいがアパートから漂う。こんなにピンポイントな夕飯のにおいがあるのか、と思った。
仕事には問題解決能力が必要だと痛感している。だが、わたしの人性の悩みや欠点にそれを応用することは、あまり最適解じゃないのかなもやはり思う。マインドマップから、ロジックツリーから、どうしても漏れてしまう何かがある。
帰ってきて、玉子焼き、豆腐の和え物、鯖塩をつくった。みんなが働いている中、こんな平穏いいのだろうかと思った。いや、いいだろと思い直した。おいしかった。
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