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「あのこは貴族」を読んで


大体何をするにも三日坊主なんなら、二日坊主になってしまう人間ですが、今日からブログを始めます。
今年の年末までこのブログが続いていれば美味しいものを食べて贅沢しようと思います?

記念すべき初記事は 読書感想文
決して趣味を読書なんざ言えるほど読書をしていないので感想が驚くほど浅いです。浅すぎてびっくり。

今回私が読んだのは山内マリコさんの「あのこは貴族」 

東京生まれの華子は何不自由ない暮らしをしてきたお嬢様。30歳を目前に恋人に振られ人生で初めての岐路に立たされていた。結婚に焦った華子は婚活をスタートさせ、お見合いでハンサムな弁護士・幸一郎と出会う。
幸一郎も華子と同じく裕福な家庭で育った上流の人間で、二人は婚約者となる。一方で地方生まれの美紀は恋人なしの32歳。猛勉強の末に慶應義塾大学に進学するも経済的理由で中退し自力で生きてきた。
そんな美紀が大学時代に学費が払えずラウンジで働いていたころに出会ったのが幸一郎。美紀にとって幸一郎は生まれも育ちも全く違うが、同じ名門大学に通っていた幸一郎は美紀にとって憧れの内部生。次第に美紀は幸一郎にとって都合のいい女となり、その腐れ縁のような関係は幸一郎が華子と婚約してからも続いていた。
華子と美紀は幸一郎を通して出会い、お互いの人生を見つめなおすようになる。

あのこは貴族 - Wikipediaより

映画は小説より先に視聴していたのですが、改めて登場人物たちと同じアラサーになった今この小説を読むと親近感が湧きすぎて読む手が止まりませんでした。

また時岡美紀と同じ地方生まれ恋人なしのわたしにとって彼女には共感しかありません。
閉鎖的な地元、地元から県外へ出ていない同級生たちとの同窓会(鬱)、自分本位だった学生時代など

美紀と華子が会ったことによって化学反応が起き、華子は刺激されて考え方が少し変わっていく様はよかったです。
最初は二人を会わせる逸子の発想ぶっ飛んでるー!と思いましたが、良い友達でしたね。
あとはやっぱり美紀の竹を割ったような性格もカッコいい。

婚活で悩んでいた時の華子に対しては、正直幸せな悩みだなと思っていましたが、結婚生活の孤独っぷりが独身のわたしより苦しそうで、あと義母の孫問題も面倒くさそうだなって。
人間みんな悩みは尽きない。

東京じゃ階層の違う人たちとは出会わないようになっている。


そりゃそうだ、
結婚したとしてもそもそもの価値観が合わなさ過ぎる。他人と生活する上で価値観が合わないと本当にしんどいですよね。

そして結論わたしは身の丈にあった幸せで十分だなと思いました。
と言いつつ現実は欲まみれですけどね、ロト7当たんないかなー

でも言えることは、
華子のように家が裕福というわけではないし、職場もクソだし毎日文句言ってるし、休みの日は寝たきりだけど、、
わたしは家族に恵まれてて、十分幸せです。ありがとう両親!猫!


おわり

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