汚部屋からお部屋に①

はじめましてごりです。
自身の忘備録として汚部屋だった私の部屋がホテルライク…かはわからないけど、常に人を呼べる大好きなお部屋に変わった経緯ややり方、気持ちなどを書いてゆこうと思います。



汚部屋からお部屋になって思うこと、それは部屋がキレイだと毎日が気持ちがいいな!ってことです。
とにかく朝起きた時も家に帰ってきた時も夜寝る時もずっと心地がいい。
前まではただの毎日の連続だったのが、1日1日って違う様相なんだなって思います。月並みな表現だしみんなが言っている言葉なんだけど、本当にそうなんだ!って身をもって実感しました。

お恥ずかしながら私は片付けが幼い頃から本当に苦手で、子供の時なんて学校に置いてあるお道具箱の中はその汚さを見かねて友達が片付けてくれたり、お部屋は家族が見かねて片付けてくれるくらい何も出来ないし必要性を感じていませんでした。
キレイ好きな家族に、「お部屋がキレイだと気持ちいいからキレイにしてよ!」と言われてもどこ吹く風。
『やりたい人がやれば〜?』と思ってました。

今の家に住んで早8年経つのですが、あんなに住む前は楽しみにしていた家なのに住んでみたら全くと言って愛着がわかなかった。ただ住んでいるだけというか。帰って寝るだけの場所、みたいな。
なのでこの8年、沢山の時間を過ごしたであろう自身の部屋なのに、このお部屋で何があったか?と聞かれるとほとんど思い出せないのです。



きっかけと初日

そんな私がなぜ急に汚部屋を片付けようと思ったのかというと、まずはずっと応援していたバンドが解散したこと。つぎに信頼してた友達に大きな嘘をつかれていたというちょっとショッキングな出来事が身に降りかかったからなのです。

これは双方間接的な理由ではあるのですが、大好きなものがなくなるといった大きな喪失感の上にショックなことが起き、すごく心がもだついてしまって毎日発狂しそうなほど苦しい気持ちになっていました。

そんな時は原始的な方法に帰依するのが1番、ということで私は神頼みをしに都内某所の超有名な縁切りスポットに行ってみることにしました。

そこで「もやもやもだもだしてずっと何かに執着している自分と縁を切りたい!幸せになります!」とお祈りと宣言をして、その場を後にしました。

帰り道から鼻歌を歌いたくなるほど体が軽くなってたのですが驚くのは次の日。
次の日は3連休の初日だったのですが、いつも休日は昼まで寝てる私が朝7時に起きたのです。
家族からも「めずらしい、今日は雪かな」と揶揄されるほどめずらしいことでした。

『早起きしたし、今日はお部屋の掃除しようかな!』
本当に不思議だったのですがあの日は自発的にそう思ったのです。
そしていつもなら思ってもやらないのに掃除をしはじめました。
まずは散らかったデスクの上。これもいらないあれもいらない…捨てる…捨てる捨てる…
驚くべき速さでゴミ袋がいっぱいになりました。新しいゴミ袋にして、また捨てる。

あんなに汚かったデスクがあっという間に物がなくなり随分とござっぱりしました。
露出した天板をふきんで拭いたらごっそりとほこりが取れてキレイな面が見えて、形容しがたいのですがなんだか嬉しくなったのを覚えています。

普段ならそこで終わるのにその日はまだまだ力が湧いてきて、『今度は床の荷物を片付けるかあ』と思って片付けはじめました。
床に積まれていたのはバンドのグッズや自身で製作したりしたもの。
残すモノとそうでないモノに分けてゆき、どんどん廃棄してゆきました。

バンドを大切に思う気持ちとグッズを買い込むこと、残しておくことは決してイコールではないなと思ったのはこの時でした。
大事に保管しているならば話は別ですが、私のように買いっぱなしになっているならば、イコールじゃないです。見せかけは大切にしてる風だけど、心の底ではそうではなかったんだなと猛省しました。
廃棄するグッズたちに『ごめんね、ありがとう』と声をかけながらゴミ袋に収めました。
モノで溢れかえって見えなくなっていた床がどんどんと露わになってゆきました。



この2区画をやりきったら一気に疲れてしまったのと出かける用事があったのでこの日はここで終了……
とするはずだったのに、リビングに置いていたアクセサリーやらメイク道具やらが目について一気に片付けをして終わりにしました。

長くなったので一旦ここまで。

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