デジタルデトックス

一年に何度かは書いては消しするデジタルデトックス。
買いましたとも、あのブロックコンテナ。タイマー付きのコンテナにスマホを入れて触れなくするアレです。
で、それにスマホを入れて何をやっているかと言えばマック触ってる。ね、そういうことなんです。

一度旨みを知ってしまえば離れられなくなるのが人間。
でも、でもでも。デジタルデトックスと称して部屋の片付けもできますし、自分のために文章を書くなどもできます。

時間が倍になる。Twitterなどでインドの話を見ている場合ではないんです。
時間が倍になる。時間とは資産だとかよく意識高い系の人がたくさんいいますけど、本当にその通りで。

デジタルデトックス、というかインターネットへの埋没をどうしたら防げるかと言えば、やはり情報と自分との間に隙間を作ることです。隙間。

インターネットの情報と自分を同一化しない。そもそもインターネットはただの情報であり、その取捨選択をするのは自分であるという主従を見間違わない。

これが必要なはずなんですが、疲れ、とかいうものがその隙間に入り込んでどっぷりと……気持ちよくインターネットぬるま湯に浸からせてくれるわけです……凄い恍惚感なんですよね……疲れとインターネットのどうでもいい情報のマリアージュ。素晴らしい。で、その疲れに乗じてモノも買っちゃう。お金使うのも気持ちいじゃん?

どこにも正気な自分がいない。

衝動に支配される世界、なんて本も読んだっけ……最近は本も読み散らかして、読了したんだかしていないんだか、みたいなことも多くなって。
集中力も欠けていき、どこにも正気な自分がいない。

これではどうにもね。気づけば呼吸も浅くなるし、目の前の出来事というよりはインターネットの隙間に自分のこと(お風呂だとかスキンケアだとか)をする始末。
正気になれ、ということで一年に何度かの正気タイムでした。

(システム的に改善して自分を保つのが一番いいことなんだけど、どうにもあの快感を知ってしまうと……。使う時以外は電源を切るというのがいちばんの方法なんでしょうね、と思いつつマックでいつでもLINEもメールも見られるようにしているの、心の弱さよね)

自分で取捨選択できるようになれればより素敵な人生が歩めるような気がします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?