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会社員ってロールプレイだ|私の次の役は女王ですね?


進撃の巨人のキャラクターだと、ヒストリア・レイスが好きです。

(完結済み作品ですがネタバレ注意)







▼ヒストリア・レイス(クリスタ・レンズ)

『何が神だ‼︎ 都合のいい逃げ道作って 都合よく人を扇動して‼︎』
『もう! これ以上…私を殺してたまるか‼︎』


かつてのユミルの言葉が、あの時はヒストリアに届かなかった願いが頭によぎった瞬間、ヒストリアは注射を床に叩きつけ、逆上して掴みかかってきた父親を背負い投げで床に叩きつけた。

そして拘束されているエレンに駆け寄り、鎖をほどきながら己の気持ちを吐露する。

『いい子にもなれないし 神様にもなりたくない でも…自分なんかいらないなんて言って 泣いてる人がいたら…そんなことないよ って伝えに行きたい』

父親との離別を決意し、巨人となった父を自らの手で倒した後、自身が真の王であることを民衆に公表し女王に即位する。

https://dic.pixiv.net/a/ヒストリア・レイス

(どこから引用するといいのか分からず、ファンアートの場からで恐れ入ります)
(なぜ好きかというと、登場人物の中で、一番共感ができるからなのかもしれません)
(可愛いよね)
(結婚しよ)


それはさておき、最近
会社員とは、「会社員」という役割でロールプレイをする人だなぁとなんだか思っています。

あまり仕事に対し愛着がわかず、わかないまま本気を出さなくなった私はいつも役割を演じていました。それは今もそうです。

自分と仕事が同化し、本気を出していた時期も、一年間ほどありました。
ですが、うまくいかなかったんだよな~。

本気を出さずとも、同化せずとも、むしろしていないで役割を演じるほうが当然のように成績が良いです。

負を正にする
需要があるものに供給する
のが仕事だもんな。


▼ロールプレイでめっちゃ「仕事できる」ようになった頃の記事
(※引き換えに色々しんどかった時期でもあります。自分への愛と役割遂行はバランスよく行いたいですね。)


販売営業をしていた時は、「売れる」販売員としてのロールプレイを。
採用担当をしていた時は、「求められた」採用担当としてのロールプレイを。
課長となった今は、「役割としての」課長のロールプレイを。


責任者としてだれかを指導するときがあります。
最近、「この指導をする私は、ロールプレイをしていること」を前面に押し出して指導をしていました。
場合によると思うけど、めっちゃ刺さるんですよね。


「前提として、個人の私は○○だと考えている。
しかし、△△をすることは★★って理由で、だめだ。
そしてそれを私に言わせるな。
役割上の私は気づいたら指導をしなければならないのだから、
会社と私が気づかないフリをできるレベルで△△をしてくれ。」

って、最近の私は言っていました。
分かりづらいなこれ

「私」と「役割」は別個であり、
いま叱っている「本質」はここである

と部下に伝えたということですが、それで課員たちも腹落ちしやすいというか、すんなり受け取ってもらえたんですよね。

結構こういう論調で話すことは多いなと思います。
「ああ、私ってロールプレイしてるんだ」と思いました。


なんでも本気を出したいタイプっていますよね。
嘘がつけない、本当じゃなきゃゆるせない、だからこの世の中は生きづらい。
という感覚は、私は強く理解できます。

しかし、私は私であり、自分の大事なもの・ことは、だれにも侵されない。
会社への所属は、比較的簡単にお金をもらえる手段である。
と考えると、
① (自分のできる範囲で、立場上の)役割を演じる
② 私は私であるということ(自己のありか・大事なものこと)を忘れない
この二点のどちらもを両立させれば
強すぎる苦しさのない状態で、社会の中に溶け込んでいられるな~なんて思いました。

私のしんどい時は、
① 自己のありかを見失っているか
② ガチでいる場がヤバイか
③ 役割でいればいい時に本気を出しすぎ
なんだろうなと思います。

ただ、会社員であるメリットがなくなったとき、そこから去ればいいんだよ。私!!
って思います。それだけです。

なのでケチくさい会社から数年単位でお金をぶんどった私は、これからめっちゃ自分が会社なんてロールプレイング組織に行かなくてもよい仕組みをゆっくり作るぞ~!

なに?(病んだ時のみなかみは)「役割を演じる」がしたくない…って?「なんでクソみたいな環境で茶番しなきゃいけねぇんだよ、私の尊い時間を使って!時間はコストだぞ!クソが!」しかたないな~、わかるよ?!😂

それは自己のありかを把握して、「今の私は何を優先したいか」によって変えればいいと思うんですよね。
今の私は、「楽にお金をぶんどる・めんどくさいこと会社にやってもらう」を優先したいかな!!
心身の壊れない範囲で、狙っていくものですね。

しかし、どこであっても人間が営利目的でそろっている組織とか大嫌いなので、ゆくゆくはこんな場所、捨ててやるからな!!

自分用の徒然記録でした。


追記
エレンとヒストリアの『同志』『共犯者』のような関係性がすごく好きです。
『良い子』のクリスタより『悪い子』のヒストリアの良さをいち早く見抜いたエレンは、本質を見抜く天才だと思いました。

『他はどうか知らねぇけど  オレは以前のお前が結構苦手だった』
『いつも無理して顔を作ってる感じがして…』
『不自然で正直気持ち悪かったよ』

『…けど 今のお前は何かいいよな』
『別にお前は普通だよ』
『ただのバカ正直な普通のヤツだ』

進撃の巨人 54話


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