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人間、自分大好きバイアスかかりすぎ...!

半冬眠日記#13・・・

川合伸幸さんの『認知バイアス大全』を読んだ。見開き2ページにつき1バイアスで読みやすい。

まだ半分しか読めてないんだけど、1章の「人間関係のバイアス」2章の「組織停滞のバイアス」だけでも十分面白かった。ここまでの感想をまとめると、「人間、めっちゃ自分大好きやん!」

「私がこう思うなら、絶対こう!」
「自分は正しい」

という自分の思い込み、決めつけがことがいろーんな場面で出てくる。バイアスがかかってるとは知らずに、自然と「自分は正しい」に行き着くようになっている。


例えば、「自分の失敗は状況のせい、他人の失敗は性格のせい」という『行為者ー観察者バイアス』。「自分は嫌な人とは思いたくない、謝りたくない」という 『自己肯定化理論』。


「自分はできる」という『自己高揚バイアス』。「間違っているのは部下や同僚、他人は馬鹿だから」という『自己中心性バイアス』。「そうだよねって共感してくれる人たちだけと話したい」という『自己確証動機』。などなどなど〜〜ほんの一部。

・・・


バイアスの赴くままに過ごしてると「楽」だ。


いつだって自分の思ったことが正しいし、嫌なことや人は否定。自分は悪くないから謝るなんて屈辱的な行動しなくていいし、みんなが自分を持ち上げてくれるから、非常に気持ちがいいよね。



「寄り添う」・「疑う」・「立ち止まる」なんていう思考を一時停止させることがないから、非常にスムーーズ。


いちいち疑っていてはキリがなく、時間と労力がいくらあっても足りない。情報を判断を少なくするために本能的にバイアスが備わっている。らしい。


でも、バイアスの赴くままの生活を続けいてると、、、周りから誰もいなくなりそう笑 自分も含め、気をつけようね。


ということで、自分も含め、人間はバイアスがかかりまくっている生き物ということがわかった。



その辺に生息する「自分が正しいという道しか知らず、嫌味を言ってくるバイアス人間」は本能の赴くままに生きているだけで、そういう生き物には、適度な距離を保ち、自分もバイアスがかかってないか冷静に判断できる余裕が必要だ。

真中

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