#8 | 小さく暮らしていきたいんだ

こんにちは、中村雅紀です。今回はTwitterに流れてきた記事を見て共感した話。

【寄稿】小さいままでいる自由 --大山崎 COFFEE ROASTERS

夫婦でコーヒーの焙煎所を営まれている中村佳太さん。この記事は彼の「暮らしのスタイル」と「お店のスタイル」について語られているのだけれど、とても理想的だと感じました。むしろ理想を超えて「これやん」とう感覚すらあります。

本当に必要なものを見極める時期

僕はもともと関西で会社員をしていました。働きやすい会社だったし特に不満もなかったのですが、僕はそこを辞めてフリーランスのイラストレーターとして活動を始めます。（それも辞めようと今考えてますが）

色々と理由はあるのですが、しっくりくる言葉は見つかりませんでした。「夢を追いかける」というも違いますし、「フリーで活躍して有名になるぞ！」という気持ちも全くありませんでした。

仕事するならとりあず関東だろうと、東京にアクセスしやすい横浜に引っ越してきましたが、それにすら違和感を持ちはじめて今は関西に戻ろうと思っています。引っ越しするお金すらないのでこちらの企画を進行中↓

SNSのおいても必要以上に使うことを辞めました。昔はフォロワーを増やすことばかり考えてInstagramを運営してましたが、今となっては削除してもいいかなとすら考えてます。全く見ない日がほとんどです。

僕にとって会社員として仕事をこなすことも、フリーになって関東で生活することも、SNSで知名度を上げることも、自然な自分とは少し離れていました。

なんというか、「自分の人生において本当に必要なものを見極める」という段階に入ったのかなと思います。そんな時に中村佳太さんの記事を見て、あぁこういうことだ！と気付かされたのです。そう、僕はずっと“小さく暮らしたい”と思っていたんだと。

そもそも自分のことで精一杯な人間で、最終的にも自分の手の届く範囲が幸せであればそれでかまわない（少しでも世間に貢献していればOK）と思っているタイプなので、こういう考えになるのは自然ではあります。

暮らしから夢を語ってみる

では僕にとって理想的な暮らしはどんなものなのか妄想してみます。

①関西が好き
場所は関西が良い。やはり落ち着く。出身は奈良だけど、一度住んだことのある京都も好き。今狙っているのは住んだことのない神戸。垂水区あたりが気になっています。親族もみんな関西だし、そういう面でも良い。

家はアトリエ兼自宅がやはり理想的なのかなぁと思います。最終的にお金を貯めて古い家を買い取ってリノベーションというのがやはり王道ですかね。

②理想はアートで食べることだけど、違うことでもいい
仕事について今はイラストレーターだけれど、実は辞めようと思っています。描くということは僕にとってとても個人的なもので、商材にするべきではないと感じ始めているから。なので今後、描くという点においてはアーティストに転向していく予定。それで食べれるのが1番幸せで目指すところです。

かといって現状アーティストとしてお金が稼げるかというと全く無理なので、絵以外の仕事を探さないといけないわけです。が、今のところ全く目処が立っていません。何しようかなぁ。。結構困ってます。紙モノのデザインとか興味はあるんですが。

再就職も考えるのですが、やはり小さく暮らすことが難しくなるので避けざるを得ないのかなと思います。リモートだったり、今では可能なのかな？

③週休3日
週休3日は是非実現したいなと思います。例えばアーティストとして利益を上げれるならば週に4日は制作活動に専念し、残りの3日は絵以外のことに時間を使いたいですね。執筆業にも興味はありますが、イラストと一緒で仕事には向いてないので趣味として扱うのがいいかなと思います。この記事読んだらほとんど当てはまらなかったので。。

今ある趣味といえばゲームぐらいですが、基本的に趣味の域を超えないものなのでね。（だからこそ、その時間に価値を作れば面白いのかもしれませんが。）休みの日なんて一日中でもできちゃいますから、香川には住めそうにありません。うどんは大好きなんだけどなぁ。

④猫と暮らす
余談ですが猫。おみゆさんのこの写真をみてから「妻と一緒に猫を抱いて結婚報告する」のが夢の一つとなりました。

<ご報告>
私事ではありますが、昨年、映像作家の島田大介さんと入籍を致しました。
公私共に尊敬できる人と人生を共にできること、とても幸せに思います。
これからも初心を忘れず日々精進していきたいと思います。今後ともよろしくお願い致します！ pic.twitter.com/BHhPWCLHD5

— 小谷実由 (@omiyuno) June 9, 2018

とざっとこんな感じかな。これが夢を語るということかもしれません。夢と言えば「野球選手になりたい！」とかが定番だけれど、おっさんになると職業ではなく暮らしベースになるという。もともと「この職につきたい！」と思ったことなんてないですからね。

皆さんもこの機会に、暮らしをベースとした夢を語ってみてはいかがでしょうか。それではまた！