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世界は宗教で動いている 橋爪大三郎 著

色んな考えの人がいるのは、わかっているようで、わかってへん。
基本、自分の考えが概ね基準で物事を考えているし、
人に何かを伝える時もそうや。
なんか伝わってへんなぁ
とか
なかなか理解してくれへんなぁ
とか
なんでわかれへんねん
とかあるし、
まだ、そこに気づいてるのは良い方やで、
全く違って伝わってて、問題発生してから気づくこともある。
改善する方法はなかなか難しいみたいやなぁ。

日本人同士でも、難しいねんから、
外国人とやったらもっとや、宗教が違ったら全然ちゃうらしいで。

世界は宗教で動いている 橋爪大三郎 著

宗教違ったら、全く考えてること違うんやて、
この本読んでびっくり‼️

本書はユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥ教、儒教、道教、神道の概要を説明してくれていて、多くの国は宗教と政治、経済、法律、社会、生活全てひっくるめて、密接に関わっているねん。

アメリカはキリスト教の宗教改革の末、信仰の自由を求めてプロテスタントが
新大陸に入植したんや ←「寛容論」に書いてあったわ。
当時ヨーロッパではカトリックが最後の審判のときに
イエスに「とりなし」ができる権限を持ったローマ教皇を決めたんやて、
その上、罪を許してもらう贖宥状を販売し始めたそうや。
これおかしいんちゃうのって言いだしたんがプロテスタントの始まりやて。←私もおかしい思うで

カトリックの人らは別の解釈で間違ってへんと言うねんて。
そんで、お互いに悪魔と思って戦争するねんけど、大体100年くらい続いてんて。←長っ

それで、見つかったばかりの新大陸に自由な信仰の共同体を作ったらええねんとなったんやて。

そやからアメリカは資本主義にためにでも民主主義のためでもなく自由な信仰のために作られた国なんやて。
アメリカは信教の自由がすべてで、もっとも守るべきことやねんて。
他のことはまあまあでも大きな問題ではないらしいわ ←知らんかったわ

それとアメリカのジャーナリズムも宗教の考え方やねんでぇ!
神からすれば人間は未熟やから色々と間違うねんて。
そやから、権力者の王さまとか、政府や政治家が間違ったら
人民も間違えることになる。
それは神に対して罪を犯すことになるから、
それを監視するためにジャーナリズムがあるねんて ←ええ考えやと思うわ。

権力持ったら人間は何するかわからんもんね。
日本のジャーナリズムも見習った方がええで、ってか、
そもそも成り立ってへんのんちゃう?

アメリカの選挙の考え方も神の考えからきてるねん。
資本主義や経済の考え方も
価値観もみんな神の考え方やねん。

たくさん儲ける人
儲けられへん人
神が決めてるから、甘受しなあかんし。

安楽な生活を捨てて苦行したりしたらあかんねん。
神は認めてないから、罪になるらしいわ。

そら、日本人にはわからんわ。と思ったね。

一神教の考えは、日本人にはなかなか分からんのんちゃう?
日本人のキリスト教の人はどんな感じなんやろう?
すごい興味湧くわぁ
日本社会とGodの絶対的主権をどうやって共存させてんねんやろう?←要調査や!

ほんまに、キリスト教徒は最後の審判のことだけを考えて生きてるんかなぁ? ←これも聞きたい

他の宗教も面白いよ。
神道も面白い、
八百万の神やから
一神教とは全くの正反対やね。

宗教をもっと勉強しようと思った。
それやないと、外国の人の気持ちわかるの難しいよ。
これからはグローバル社会やからね。
隣人を愛さな。

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