見出し画像

白夜 ドストエフスキー著 安岡治子訳

ロシア文学を読んでみた。

ロシア文学は読書家の方なら当然読んでいるでしょうが、
わたくし、最近読書家になろうと思ったばかりやから、まだ読んでないものばかりですわぁ。
ロシアと言えば、ピロシキ、マトリョーシカ、プーチンくらいしかすぐには浮かんで
けーへんなぁ。

ドストエフスキーにした←当然やね
やっぱり有名やからね。
これから読書家になろうと思ってるねんから、
必読の作家やろう。
あんまりロシア文学に興味なかったけど、これをきっかけに興味が持てるかもしれへんし、
読書家の初心者は謙虚な気持ちで読ませていただきます。

そやけど、名作長編はやめといた、最後まで読み切らへんかもしれへんからな。

白夜 ドストエフスキー著 安岡治子訳

フョードル・ドストエフスキー ロシアの小説家、思想家
1821年生まれ、〜1881年59歳没
白夜は1848年に発表
その頃日本は江戸時代、12代将軍徳川家慶の頃
ドストエフスキーさん 27歳の頃

初っ端から、
夢想家の思い出・・・
夢想家ってなに?どんな人なん?
当然誰でも知っているでしょう。って感じで書いてある。
みんな知ってるん?
知らんのん私だけか?

主人公の男性(26歳)の夢想家さんは
友達がおれへんねんて。
引っ越してから8年一人も友達おれへんのは寂しいなぁ。
ってかなんで友達おれへんねんやろう?
その辺は詳しく書いてへん。

それでも、近所のおじさんとは心が繋がってるとか、
建物とも知り合いとか
近所の建物の悩みとか聞いたりしてるねんて。
これが夢想家や〜。
友達おれへんから勝手に自分で色んなこと考えて展開してるだけ?
それとも真剣に考えてるん?

この辺まで読んで、この流れには何か裏があるんちゃうの?
何か話の表面ではなくて、真意を読み解く?とか
主人公の行動は何か意味があるんか ←わからんなぁ?
読み続けることはできそうやけど、
ドストエフスキーさんの言いたい事がちゃんと理解できるんかなぁ?
不安のまま読み続けたよ。
本読んで不安になるのもおかしなものや。
これは自分に知的な感性が無いことを知ることになるんちゃうか?とか
あほが決定的になるんちゃうか?とか ←そらビビるで。

そんな感じでビビりながら読んでいったら・・・・
恋愛小説やった
それも主人公がぬか喜びしてふられるねん。
気の毒な展開やで。
たった4日の純愛なんやけど、
かわいい女の子は
ちょっとひどいねん。
ドストエフスキーさんは世の中うまいこといけへんで、
と言いたかったのか?
しかも、このての失恋話は今でもよくあるストーリーや。
173年たっても使える ←長持ちしてるなぁ。

主人公は振られた後に、
ああ!完全なる至福の瞬間だった、
とか言ってるねん。
本気か?
ほんまに思ってるんか?
何でそうおもうねん?
聞きたいわぁ

何で聞きたいのかって言ったら
最後の文に?マークついてたからや
長い人生の一生涯分にじゅうぶん足りるほどのものではないだろうか? ←ココ

話の前半の夢想家の夢想はほんまによくわからんかった。
ロシア文学はこんな感じなのか?
ドストエフスキーの他の作品や他のロシアの作家の小説も、色々読んでみよう。
興味はまだそんなに無いけど。

この記事が参加している募集

#読書感想文

190,514件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?