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「マッチ箱博物館」にみる“MHHならではのものづくり”とは?

こんにちは!
MNH広報部です。

前回に引き続き、コーポレートサイトで紹介している「マッチ箱博物館」の記事について、お話をします。

突然ですが、みなさんは「商品企画」の現場について、どれくらいご存知でしょうか。

一般的な手順として、「市場分析をする」「ターゲットを設定する」あたりは王道でしょう。その商品を表現する魅力的な「コンセプト」づくりも、大切ですよね。

しかし、MNHの商品企画は、ちょっと変わっています。

ここでちょっとみなさんに質問です。
例えば、学生時代の「文化祭」。みなさんはどんな経験をお持ちでしょうか?

私は、「なにかおもしろいことをしたい!」との高揚感から、教室で“カフェ”をひらいたことがあります。もちろん、手作りのお菓子も用意しました。

学生ですから、お金なんてない。家や教室のものをかき集め、全部ありあわせの内装です。

私はアメリカ西部のカウボーイの雰囲気をだしたかったのですが、周りの友人は、それぞれ違ったイメージがあったようで…。「やれる限りやってみよう」と取り組んだものの、ふたを開けてみたら、結構ちぐはぐなインテリアになりました(笑)

しかし、巨大アートさながらの内装のユニークさを逆手にとって、「ニューアメリカン・カフェ」とうたってみたところ、思いがけず大きな反響をよんだのです。ちなみに校長賞もゲット! すばらしい思い出となりました。

どうしてこんな話をしたかというと、その時の私たちは、完成したイメージをもとに手を動かすだけの、いわば機械人間ではなかったということです。

私たちは、「成れるものになっていこう」を合言葉に全力を尽くしていました。つまり、身の周りのものを最大限活用し、結果、自分たちの想像もしなかった世界を描きだし、クリエイティブな成果を出したわけです。

MNHもこれと同じことです。
MNHのような小企業にとって、大企業と同じような発想のもと同じ市場で争っても、残念ながら力が及びません。

だとしたら、たまたま目の前に使えそうなものがあるから、これを組み合わせて、いかにライバルにも勝てるようなものをつくるかいかに世の中にないものを生みだすか。

そんな発想をしたほうが、よい成果がでるはずだ、と。

私たちが目指すものは、どこかで見たことがあるような模倣品ではありません。
正攻法で考えていっても勝てないのだったら、独自性や柔軟性を最大限に活かしたほうがいい。そんなふうに考えています。

さらに、MNHの商品開発では、弱者を活かす職場づくりを組み込んでいます。彼らの働く場を守っていくためにも、一定の利益を出し続けないといけない、と考えています。

そこで役にたつのが、「知的財産権」です。知的財産権というと、小難しい印象がありますが、要は市場のなかでMNHの商品を守っていく盾のようなものです。

このような、MNHならではのものづくりの発想について、コーポレートサイトの記事で、もっと詳しくご紹介しています。さらに、その発想をもとにした「マッチ箱博物館」の誕生秘話も掲載しています。

ぜひご覧になってくださいね。

MNHは何がしたいのか?~マッチ箱博物館にこめた想い~」


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