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「マッチ箱博物館」にはMNHの想いが詰まっている

こんにちは!
MNH広報部です。

マッチ箱博物館」は、鉱物や化石をマッチ箱に入れて、自分だけの博物館をつくることができる、MNHの科学雑貨です。

おかげさまで2022年の販売開始以来、科学好きな子どもを中心に、好評をいただいています。

マッチ箱のような手のひらサイズの箱の中に、隕石や化石の1種類がランダムに入っています。箱の裏にある小窓をくり抜けば、マッチ箱が標本箱に早変わり。2022年の「博物ふぇすてぃばる」では、2日で600個以上もの商品をみなさんにお届けしました。2023年春には、三洋堂書店の店頭でも販売を開始しました。

さて、2010年の創業以来、ずっと食品一筋だった当社が、ここにきてなぜ「雑貨商品」をつくったのでしょうか? 

発売当初より、MNHの周りからは、こんな声が聞こえていました。

「気が変わったの?」
「多角化の一環?」

ーーいえいえ。MNHのやっていること自体は、まったく変わらないのです。

MNHでは、若者の働く場づくりに励んでいます。

例えば、ものづくりの工程の一部を、福祉作業所の障がい者の人に手伝ってもらっています。また、本来だったら働く能力にあふれているような、引きこもりの青年に、MNHの工場でやりがいを見つけてもらいながら、仕事をしてもらっています。

もちろん、この「マッチ箱博物館」でも、製造工程で福祉作業所の労力を活用しているのです。

MNHは、この取り組みを10年以上続けてきたなかで、「もっと日本に広げたい」と願ってきました。しかし食品の生産工場は、衛生上とても制約が多く、簡単には増やせない。残念ながら、足踏みをしているところもあったのです。

しかし今回、あえて“雑貨”という体裁をとったことで、MNHとしては、商品展開がしやすくなりました。つまり「マッチ箱博物館」を通じ、より多くの人と協力して若者の働く場をつくる体制が整ったといえるのです。

そんなふうに「マッチ箱博物館」は、MNHの長年の願いを凝縮した商品でもあります。

…とはいうものの、私たちが考える「マッチ箱博物館」の真価は、とても一言では表現できません。

また、MNH側がいくら「一緒に商品づくりをしたい」と願っていても、簡単にはみなさんの理解につながらないことも、承知しています。

そこで、今回みなさんに改めてMNHの本当の想いを知って欲しい、と思いました。「みんなで日本をハッピーに!」という理念、ものづくりにかける想いから、理解してもらいたい、と。

この想いのもと、現在コーポレートサイトで「MNHは何がしたいのか?~マッチ箱博物館にこめた想い~」という記事を展開しています。MNHのものづくりの考えや、マッチ箱博物館の誕生秘話、商品展開の提案まで、丁寧につづっています。

MNHになんらかの縁があって、これを読まれている方には、きっと楽しめる内容だと思っています。ぜひご覧になってみてください。

「MNHは何がしたいのか?~マッチ箱博物館にこめた想い~」


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