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ひきこもり経験者の就業支援③MNHで働く引きこもり経験者の方々の働き方


MNH広報の瀬島です。

これまで2回に渡って、MNHでの引きこもり経験者の就業支援の話をお伝えしました。

今回は、MNHで働く引きこもり経験者の方々の働き方についてお伝えします。

MNH「コミュニティ工場」引きこもり経験者のサポート

MNH「コミュニティ工場」引きこもり経験者のサポートについて。

過去2記事のおさらい

過去2回に渡り、お伝えしてきたことをまとめます。

・MNHは、企業の仕組みに適応できず、働くことが難しくなってしまった引きこもり経験者の方々に「適切な働く場所」を提供したい
・そこで考えたのは、工場
・工場で主流な「ライン生産」ではなく「バッチ生産」の取り入れ
・助成金や補助金などをベースにしない売買差益での経営を目指す

工場の持つ、シングルタスクが引きこもり経験者とマッチ

就労の場を「工場」にしたのは、事務業務やサービス業務などと違って、シングルタスクであるということ。

ひきこもり経験者の方々にはシングルタスクの人が多い傾向にあります。あれもこれもと求められると困ってしまい、それが生きづらさに繋がる可能性も高まります。MNHでは、その課題を変えていきたいと考えました。

工場では、誰もが主役になれる

こういってしまうと聞こえが悪いですが、工場の作業の多くは誰にでも出来る容易なものが多いです。

ただ、モノづくりの中で絶対に必要な工程が工場の作業。
その仕事がなければ、モノの完成はあり得ない。

だからこそ、
仕事を始めたその日から誰もが主役になれます。

『一日1000個』などと目標が設定されていることで日々達成感を感じることが出来ます。

MNHが考えるのは、誰もがマルチタスクである必要はないということ。もちろん、現代社会でマルチタスクのニーズは極めて高いです。

ただ、シングルタスクを淡々とこなしていく人たちも社会にとってはとても貴重で大切な存在なのです。

コミュニティ工場での「週4日、正社員」という働き方

MNHでは、正社員の定義を、
ー「週5日のフルタイム」としません。
ー「社会保険の有無」とします。

週5日勤務で働くことが難しい人たちに向け、週4日からでも正社員として雇用することにしています。

社会保険が掛けられているということは、本人を始めそのご家族にも安心感を与えます。また、正社員であるという事実が引きこもり経験者の方々の自信や向上心へも繋がるとされています。

まとめ:ひきこもり経験者の就業支援③

今回は、MNHで働く引きこもり経験者の方々の働き方についてお伝えしました。

社会では「企業に合わせて、人が働くこと」が主流です。ただ、それだと企業に合わせることが出来なかった人たちははみ出してしまう。

MNHのではその流れを変えていきたいと考えます。

MNHでは「企業が人に合わせて体制を整える」を主流とします。これによって、働く人々の力が最大限に発揮することに繋がります。それを実現するために、売れるものの中間点を探し続けてきました。

そして、同じような考えをもつ企業が増えることを望んでいます。

次の記事では、実際の働き方をよりリアルにお届け!
「だんご販売」の経験もお伝えします。

お楽しみに!
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