プロジェクトマネジメント<スケジュール計画(タイムマネジメント)編>の備忘録
過去の勉強ノート(PM資格取得)をもとに、備忘録として作成
→プロジェクトは計画した時点で80%は完了している
以下の「スケジュール計画(タイムマネジメント)」部分について記載してます
1.アクティビティ定義
【INPUT】プロジェクトマネジメント計画書、WBS
上記INPUTをもとに、WBS(WP)を細分化してアクティビティ(作業タスク)を定義する。
【OUTPUT】アクティビティリスト
2.アクティビティ順序定義
【INPUT】アクティビティリスト
上記INPUTをもとに、アクティビティを実施する順番を決定する。
→最も効率がよい順序(手戻りや待ち状態がない)を検討すること
★個人的にはプロセスフローを書いて検討することが多い
【OUTPUT】プロジェクトスケジュールネットワーク図
3.アクティビティ資源・所要時間見積
【INPUT】プロジェクトスケジュールネットワーク図
上記INPUTをもとに、必要な資源(要員、ハードウェア、アプリケーション、消耗品)がいつ使用可能になるかを見積もりする。
→要員のスキルに問題がある場合は、専門家レビューなどの補完タスクを検討する
また、各アクティビティの実施に必要な期間を見積もりする。
見積もりは以下を考慮して検討する。
[1]最大値、楽観値、悲観値
[2]規模
[3]標準工数
[4]要員の生産性
★個人的には、作業がプロセス化可能な工程であれば[3]でいけるけど、母体品質がイマイチなシステムの改造案件の場合は[4]を基準にしないと破綻する
[2]の規模は大きくても、リスクが小さければ気にしない(気にするべきは、規模の大きさではなく、リスクの大きさ)
【OUTPUT】資源・所要時間見積結果、責任分担表(アサイン結果)、マイルストーン
4.スケジュール作成
【INPUT】資源・所要時間見積結果、責任分担表、マイルストーン
上記INPUTをもとに、スケジュール(ベースライン:要員の山づみ、山くずし)を作成する。
<スケジュール短縮技法>
・ファストトラッキング
→先行タスクが終了する前に、後続タスクを開始する
★平行作業となるため、手戻りのリスクが増大
・クラッシング
→コストを調達(要員増加)し、クリティカルパスの期間を短縮する
★スキル不足の場合は初動コストもかかる
【OUTPUT】スケジュール(ベースライン)
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