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【ライブ感想】バンドリ12th MyGO ❝ちいさな一瞬❞ 感想 【バンドリ】

前書き


お久しぶりです。…本当にお久しぶりです、マンチキンです。
気付けば映画感想もライブ感想も書かないまま半年ほど経過していました。

先日11月4日にガーデンシアターで行われたバンドリMyGOの単独ライブ❝ちいさな一瞬❞に参加してきたので久しぶりにそのライブレポートを。
Mygoアニメは毎週楽しく見ていたのに結局体調不良やら筆無精やらで感想書けなかったし、せめてライブ感想位は書いておかないとなーというのもあり今これを書いています…。

MyGO単独行ったことがなかったんですが、音源より迫力重視になってて熱いライブでしたね。

…気温的な意味でも暑かった()

誰だよ11月を霜月とか呼んだやつは。太陰暦作ったやつは出て来いよ。
当日の気温26度だぞどこに霜が降りる要素があるんだよ。ぶっ頃してやるよ俺が。

そーいう季節じゃねえからこれ!!!


当日開演まで


物販にMyGOのブレードあったら欲しかったんだけど、そもそも商品化されていなかったので早めに行く理由もなくまったり出発。
ブシはバンドリ総合ブレードでいいって判断してるのかもしれないけどそろそろMyGOのやつも作ってほしい。
専用じゃないとMCの時とかに色変えるのも面倒だし


MyGOのライブでこれ振って「オイ!オイ!」とか言ってるのもなんか違うと思うんですよ…。



最寄り駅に到着し同行者のNさんと合流
直ぐに物販に入れるようになってたので余り物のグッズを買い、時間つぶしを兼ねて近くのバーキンへ行って早めの夕食とって雑談してました

オタクもすなるアクスタ飯といふものを健常者もしてみむとて以下略
これ普段持ち歩いてやってるやつは大分キマってると思う

雑談中は

マ「あーMyGOのamazarashiカバーとかワンチャンないかな」
N「感情は~持たないで~ください~ って…?」
マ「ホッヒヒw」

みたいなことを喋ってた気がする。
流石に歌詞が暗すぎるか…?リアルの季節は次々死んでいってるしアニソンも結構あるんで、カバーどうですかねブシロードさん

なんて馬鹿なことを喋っているうちに入場時間が来たので会場へ



セットリスト


M1 無路矢
M2 名無声
M3 Henceforth
M4 猛独が襲う
Ba.solo

M5 影色舞
M6 swim
M7 音一会
M8 人間になりたいうた Piano ver.
M9 詩超絆
M10 迷路日々
M11 迷星叫
M12 碧天伴走

EN1 栞
(MC&告知)
EN2 壱雫空
EN3 焚音打


感想

初見では曲名が読めないことに定評のあるMyGO
感想は特に印象的だった曲をかいつまんで覚えている範囲で簡潔に


開演直後の燈の詩朗読?パート


この後もちょくちょく挿入されていたポエムパートその1。
この辺はMyGoらしさのために必要なんだと思う。

現在の気持ちというか行き詰まり感のようなものを訥々と語る燈
それでも自分は歌うしかない…このパンクロックの熱の中で!!というような感情の爆発が…って、えっ

MyGOってパンクロックバンドだったの????!😳


という驚きでしばし混乱&妄想状態になり、他の詩の内容は全て飛びました。正直他の詩の内容何も覚えていません。まさかのpunk rock song 。

パンクっていうと歌詞で体制批判や社会情勢への言及とかするイメージがあるなぁ…とか考えていたところで
俺の頭の中のCアノンが暴走を開始、ドナルドトランプの旗を振りながらGreenDayの有名パンクソングを熱唱


We've got  American Jesus

Don't wanna be an American idiot
馬鹿なアメリカ人にはなりたくねぇ

Don't want a nation that under the new media
メディアに支配された国なんてまっぴらだ

And can you hear the sound of hysteria?
ヒステリックな騒音が聞こえるか?

The subliminal mindfuck America
アメリカはサブリミナル効果に侵されてるんだ


という幻聴と幻覚が脳裏を駆け巡りました。

「やっぱり君もアノンだったんだ!!!信じられるのはQ!!」
千早愛音を追放したイギリスは悪魔崇拝者の手先!!」

…とぐるぐる目玉で興奮していたところで詩の朗読が終わった。

まぁ冗談は抜きにして真面目な話をすると
確かに言われてみればMyGOはシンセはおろかキーボードも使ってないギターベースドラムのクラシカルな構成のバンドだし、音楽ジャンル的には正統なパンクバンドでもおかしくないんだなあと思いました。

昨今は音楽ジャンル的にはパンクでも政治について言及することも少ない気がするしな…。
パンクバンドがウィーアーザアナーキストとか歌ってたのは過去の話か…。


無路矢

読み方は のろし
名前の通り一発目に最適な曲だと思うやつ。
かなり聞きたい曲だったのでイントロ時点でテンションがぶち上がり、先ほどのアノンのパンクソングの幻影を無事振り払うことが出来た。

アニメ見た後だと一番MyGOのテーマ性?を表現してる曲だなあと感じていて
曲の冒頭からちょっと違う言葉をちょっとズレたテンポで歌っている二人の声が時々…例えば「音の中でなら話せたんだ」って歌詞の後「とめどなくなってく 信号(ことば) 無限に舞って」とかでキッチリ重なるんですよね。で、その後またちょっと別れていく

これがアニメの曲でもないのにアニメのストーリーラインと一致しているのは洒落てると思うし、アニメ始める前からよく考えられてるんだなあって。



猛独が襲う

カバー曲の中だと好き、というか歌詞含めてバンドカラーに合ってるなと思ってる曲。
これに限らないけどボカロ曲はMyGOに合いそうな曲も多い気がする。
やると思ってなかったからちょっと意外だったというのもあり印象に残ってるやつ。


影色舞

読み方はシルエットダンス
え…シルエッ…?曲名は日本語縛りじゃなかったのか…?となる曲
燈が間違って酒呑んだ時に作詞したか、バトル漫画読んだ後に名付けたのかな?と思うしかないネーミング。
MyGOの命名法則が乱れる…

ストーリー性とか抜きで純粋に曲だけ聞いたら一番好きな曲はこれ。

♪ 己さえ 誤魔化せない チープな理論武装~~

の部分を脳内で口ずさみながら感想を書いていてふと思ったんだけど、このNoteやX(旧Twitter)に配慮された文章を投稿しようとして「これじゃ自分すら誤魔化せねえよ」って思って消したりすることあるよね…。ない?

誰かを慮ったり自分を偽ったりすることが全て悪いことだとは言わないけど、ある程度の自由さ勝手さがなきゃ面白くはないだろう…そう思いながらバンドリと関係のないネタを加えて今これを書いています。



人間になりたいうた


幕間の後の一発目

最初聞いたときにえ?なんだっけこれ?と思った曲
少し遅れて「あーアニメの過去編で歌ってたやつか」とはなったものの正直やるとは思ってなかった。
祥子がまだ幸せで明るかったころの曲だと考えると二重に哀しい歌でもあり…

というかAveMujicaの方のアニメをいつやるのかそろそろ発表を…。
あそこで止まってるのはあんまりじゃないですか?ブシロードさん



詩超絆


MyGOの難読曲名シリーズ
読み方はソング・オーバー・ネクサス …ではなく「うたことば」
読めるわけねえだろw

開幕燈が一人でぽつぽつ喋っているところから始まり段々メンバーが入ってくる原作再現でスタート。現地行く前からほぼ必ずやると思ってたけど分かっててもうれしい演出だよねこういうのは。

このライブはこの曲やるまでステージの左右上方のモニターに何も映っていなくて、自分は席がアリーナ最後方だったせいでステージ上のことがほぼ分からなかったからちょっと席運呪ってたりはしたんだけど、ここでようやくバンド結成ってことでここからステージの様子がモニターに映るように。

あーそういう理由で映してなかったのか―」と納得はしたけど、正直席が悪いと演者何も見えなくなるんで最初から映して欲しかったなと思わなくはない。

燈以外のメンバーの台詞が入らないアニメバージョンの歌で、メンバーの方を向いて歌う演出もあったりして柄にもなくちょっと目頭が熱くなってしまった。


あのんがそよにベースのストラップかけるところがちょっと良き


ところでアニメではこの曲を通じてバラバラだった5人が初めて一つになり

「普段はウマが合わなくても、音楽の中でなら分かり合える」「言葉では伝わらない気持ちも、歌でなら伝えられる」というバンドアニメとして強く音楽の力を肯定する凄いいいシーンがあったわけですが、

このNoteを読んでくれている人たちにもそういう経験があるでしょうか?
音楽の中で分かり合えたことが、言葉を超えた気持ちが歌で伝わったことが、音楽に人生を救われたと思ったことがありますか?



僕 は あ り ま せ ん ()



そんなこと早々あるわけないじゃないですか…。そんな経験あったら音楽やってますよ、ええ…。

でもまあ、好きなアーティストの話を通じて仲良くなった人とかはいるし、異国の言葉で何いってるのかもわからないのに歌声を聞いてふと涙が出たことくらいはあるわけで。

マイナーコードを聞くと物悲しくなるとかの類の技術論だけじゃない、本気の音だけが呼び起こす共感性というか

だからMyGOアニメのこの詩超絆やってた時の描写はファンタジー具合が結構絶妙で好きなんですよね。リアルさが無いというわけでもなく、とはいえ奇跡みたいな話でもあり…。

あらゆる大陸、あらゆる文明を見ても音楽を捨ててきた文化は見当たらないわけだし、音楽に人間を結び付ける力は確かにあるんじゃないか…逆に言えば求める音楽性が違えば別れるしかなく…それがAveMujicaの方に繋がるんじゃないか、とか考えると音楽アニメはよくできてるなという

実はMyGOのアニメの感想を書くかどうか迷っていた時に10話についてこんなとりとめもないことを書く予定だったんですけど、そっちはお蔵入りになったので供養を兼ねてここに記しておきます。おかげで話が脱線してしまった…。


碧天伴走



アンコール前のラストは 「へきてんばんそう」
珍しく普通に読める曲名


アニメでやってた通りMV的にもそのまんま燈が愛音に向けて書いたような歌。実質ともあの

暗いなりに前向きな歌詞が多いMyGOの曲の中でも疾走感のある曲。
MVで走ってるだけじゃねえかって?黙れ


アンコール一発目。
ここからはキャラから一旦中の人モードに戻って再開

本来はこういう曲調あんまり好きじゃないんだけど、これは意外と好きな方の曲。ED映像が良かったせいかもしれないし、MyGOの方向性に合ってるせいかもしれない。そこはよくわからん。



焚音打


読み方は「たねび」
だから初見じゃ読めないって。打は“ビート”だから び って読むんだなって思いつく奴訓練されすぎだろ

ライブで聞いて一番印象変わった曲。
確かにテンポ早いし言われてみればライブで盛り上がりそうな曲ではあるんだけど、演奏のボリューム上げて歌い方を声張り上げる感じにするとこんな変わるんだなあって。

というか感想書く間に上の動画を聞いてて思ったけど最初っからこっちの歌詞の中では「パンクロック」だってはっきり言ってるんだな…。全く知らなかった…。浅すぎたわ…。

バンドリーマーもシド・ヴィシャスみたいに首に南京錠を下げて縛られた自由を表現する時代が来るんだろうか。
まぁ「ブシロードなんて糞食らえだ、木谷は辞めろ」というようなパンク的主張はもうしてるかもしれないけれど。

最後に



なんで春日影やらなかったの!!?

やらんやろ


会場にいた全員考えてそうなネタ…。
正直今回はやらないんじゃないかとは思っていた。
アニメでAveMujica組とのわだかまりも無くなって対バン組むことがあったらその時にでもやるのかな?「いつかやるから聞けるまでライブに通えよw」ってことかもしれないな…あくどい…あくどいぞブシロード…👹


ただ歌いましょう鳴らしましょうをやらなかったのだけは意外だった

めっちゃライブ向きだと思うんだけど時期的な問題かな?
好きな曲だから最後告知されてたZeppツアーで聞けることを(抽選通ったらの話だけど)期待。

会場のキャパ的な話をすると今回MyGOは8000人収容のガーデンシアターで一般席見切れ席共に完売。対してZeppはライブハウスとしてはでかいけど2千程度。

コーレスで「海外から来た人―」ってわざわざ聞いてたし「バンクーバー!!」って答えてる人もいたりして、ついでに実際会場で中国語で会話してるのも2度聞いたんで「MyGOは謎の海外人気がある」って噂は本当だったっぽいけど、おかげでZeppじゃ通る気がしないんだよなー…。神様ーたのむ―。



さて冒頭からパンクロックの熱の中で走り抜けた本公演。思えばステージ衣装が半分にぶった切られてるのもパンク的ではあった気がする

古くはBad Religionから新しくてもせいぜいFALL OUT BOY、SUM41くらいで自分のパンク音楽の知識は止まっているんで、MyGOを機にまたなんか聞いてみようかなと思いました。


さてこの記事を最後まで読んでくれて、MyGOの曲を聞いている方々

「最近どんな音楽聞いてる?🥴」と聞かれたら

「パンクを聞いてるよ😏」と答えてバシッと決めてみませんか?




僕 は 答 え ま せ ん 


2024はゴシックパンクで決めろ


こういう格好はもう年齢的に、ネ……
俺は年を取りすぎたんだ…

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