もっちー

全般性不安障害と強迫性障害を治したい|読書と坂道グループが好き

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最近の記事

森沢カフェ/森沢明夫

森沢明夫さんのエッセイ集。 これまで小説は読んできましたが、エッセイを読むのは初めて。 心に刺さる内容が多くて、かなり長文になってしまいました…。 なので詳しい感想は個人ブログに投稿しています。 興味のある人はぜひ読んでみてください。

    • 沈黙の町で/奥田英朗

      内容が深くて面白かったです。 約500ページと長めな作品ですが、あっという間に読み終わりまし。 中学生やその保護者のリアルな感情が描かれている作品だと思います。 それぞれの登場人物が本当のことを隠しているため、事件の真実がなかなか浮かび上がらない感じですね。 後半まで読み進めたところで、タイトルの「沈黙の町で」という意味が伝わってきました。 家シリーズの短編と同じような終わり方ですね(物語の続きを読者にイメージさせるような構成)

      • 殺戮にいたる病/我孫子武丸

        初めて我孫子武丸さんの作品を読んでみました。 乃木坂46のラジオ「木曜ここで待ち合わせ」で葉月がオススメしていたのがきっかけ。 内容はグロテスクな表現が多く、ところどころ読みづらかった部分がありますが、ラストが衝撃的な内容でした…! ミステリー作品を読むことが多い自分でも、まったく結末を予想できませんでした…!(グロい表現に釣られすぎて違和感に気づけなかったのかも トリックの根幹となる部分は、歌野晶午さんの「葉桜に」と似ている部分があると思いました。

        • 独立記念日/原田マハ

          とても面白かったです。 さまざまな苦しみや悩みから独立すること、それが自由になる意味だと書かれていました。 それぞれの物語の主人公は女性ですが、抱えている悩みは性別関係なく共感できる内容だと思います。 「缶椿」という話の中に納得するフレーズがあったので共有。 うーん。まさに自分の性格と同じ。 この物語の主人公が感じている不安や悩みにも、共感できるポイントがたくさんありました。 最後の解説にも納得させられる文章がありました。 決して大きな変化が訪れるわけではないけど

        森沢カフェ/森沢明夫

        マガジン

        • 読書メモ
          13本
        • 不安障害・強迫性障害
          2本
        • 坂道グループ
          1本

        記事

          【解説】ヒールの高さ/欅坂46(菅井友香・守屋茜)

          【解説】ヒールの高さ/欅坂46(菅井友香・守屋茜)

          絶望ノート/歌野晶午

          最近ハマっているので連続で歌野さんの作品を読みました。 ちなみに・・前回の記事はこちら。 ↑この作品も面白かったので、興味があるひとはぜひ読んでみてください。 今回の「絶望ノート」は、いじめを受ける?中学生を主人公にした物語。 最後までスッキリしない展開が続いていくのは、湊かなえさんのイヤミスに似ている感覚になりますね。 存在しないことを存在するように見せる…そんなトリックが仕込まれていて 物語全体に叙述トリックが使われている作品だと思いました(すごく面白かったで

          絶望ノート/歌野晶午

          春から夏、やがて冬/歌野晶午

          歌野さんの作品と言えば、映像化が難しいトリックを使った「葉桜の季節に君を想うということ」が有名だと思います。 今回はそこまで深いトリックではないですか、主人公の心に負った闇の深さを感じられるダークな気分になる作品だと感じました。 ここからはネタバレに繋がる内容を書いているので、まだ読んでない人は注意してください。 物語の終盤から大きく展開が進みます。 最後の章まで進んだら「あ〜登場人物の過去が繋がってる系か〜」と思いました。 でもそれで終わるわけではなく、さらに疑い

          春から夏、やがて冬/歌野晶午

          家シリーズ/奥田英朗

          さまざまな家族を舞台にした短編小説。 はっきりとした結末で終わる形ではなく、その後のストーリーを読者に想像させるような構成になっています。 登場人物の未来を考えるのが好きな人にとっては、面白く読み進められる内容だと思いました。 以前読んだ本はこちら。 「コロナと潜水服」をきっかけに奥田英朗さんの作品を読み始めましたが、かなり自分の好きなタイプの作家さんかもしれません…! 3作品目「我が家のヒミツ」の最後の最後で心に残ったセリフがありました。

          家シリーズ/奥田英朗

          白鳥とコウモリ/東野圭吾

          東野圭吾さんの作品で上下巻に分かれているのは、「白鳥とコウモリ」が初めてだと思います。 ゆっくり読むつもりだったのに、一気に読み進めてしまいました。GW最終日を好きな読書で過ごせたので満足😊 裁判に関わる話が多く書かれていたのは、「虚ろな十字架」と繋がっている部分もあると感じました。 自分の好きな道尾秀介さんの作品と違って、東野圭吾さんの作品はハッピーエンドで終わることがほとんど。 道尾さん・東野さんのどちらも違った魅力があり、ミステリ好きの自分にとっては欠かせない作

          白鳥とコウモリ/東野圭吾

          本が紡いだ五つの奇跡/森沢明夫

          心に刺さった文章をピックアップしました。

          本が紡いだ五つの奇跡/森沢明夫

          雷神/道尾秀介

          幸せな結末に繋がらないのが、道尾さんが書く物語の魅力だと思いました。 最後から3行目のセリフから分かるように ということは多いのだと感じました。 言葉を発した本人がずっと気づかないまま。 そういえば関連作の「龍神の雨」は、大学4年のときに研究室に馴染めなくてサボってた頃に読んだ記憶がある。 近所の公園でベンチに座りながら…(懐かしい笑) 当時も道尾さんの作品にかなりハマってたので、やっぱり自分はモヤモヤが残る系のミステリー小説が好きなのかもしれないです。

          雷神/道尾秀介

          それでも会社は辞めません/和田裕美

          理不尽な扱いを受ける部署に異動させられた人たちの物語。 社会人として働く人にとって、心を揺さぶられる言葉が多く書かれていました。 気になったものをリストアップします。

          それでも会社は辞めません/和田裕美

          ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人/東野圭吾

          ひさしぶりに東野圭吾さんの作品を読みました。 相変わらず面白い…!午前中に読み始めて、夕方には読み終わりました。 やっぱり自分はミステリ系が好きだと改めて実感。 最近は小説をゆっくり読む機会が少なかったけど、たまには休日をまるまる読書に使うのも良いかもしれないです。 物語の内容はコロナ禍の2年目くらい?なので、親近感を覚える会話や情景が多かった気がします。 タイトルに「〜名もなき町の殺人」と書かれているように、物語の舞台はコロナの影響を大きく受けた地方です。 都会

          ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人/東野圭吾

          何様/朝井リョウ

          「何者」の登場人物に繋がるアナザーストーリーって感じ。 かならず本人が出るわけじゃなくて、両親だったり親戚だったりが登場していることも。 朝井リョウさんの作品というだけあって、心に刺さる言葉が多かったイメージです。 何者を読んだのが3〜4年前なので、それぞれの登場人物がどんなキャラだったか思い出せず…笑 もういちど何者→何様の順番で読んだら、繋がりを理解できそうだな〜と思いました。 ってか5年前に読んでました…笑

          何様/朝井リョウ

          コロナと潜水服/奥田英朗

          これからはnoteを読書メモとして使っていきます。 記念すべき1冊目は「コロナと潜水服」です。 キャッチーな題名に影響を受けて買ってみました。 非日常的で不思議なことがそれぞれの主人公に起こる短編小説(おもに幽霊…?) 読みやすくて心温まる良い物語でした。 個人的には「パンダに乗って」という話がお気に入り。

          コロナと潜水服/奥田英朗

          強迫性障害になったきっかけを考える【手洗い消毒がやめられない】

          コロナ禍になってから、手洗い・消毒がやめられなくなりました。 もともと神経質で潔癖症っぽい性格ではあったけど、そこまで徹底して手洗い・消毒する感じではありませんでした。 コロナが流行り出した1年目も最低限の手洗いはやってましたが、強迫性障害だと感じるほどの手洗いはしてなかった記憶があります。 そして自分の強迫性障害が悪化した理由は、2021年8月頃のワクチン接種だったと思います。 当時はワクチンの供給量が少なくて、がんばって予約サイトから空きを見つけ出す…! みたい

          強迫性障害になったきっかけを考える【手洗い消毒がやめられない】