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360度でやるべきは「評価」じゃなくて「フィードバック」

「部下に好かれるから良いリーダーという訳ではないので、それを評価指標に用いるべきではない。」

会社を創業して今年で5年目ということもあり、最近は評価制度を整えていこうとしています。
評価指標をクリアにすることも大切なのですが、そんな時に話によく出てくるのが360度評価。

僕も起業前に働いていた会社でやっていたのですが、上司だけでなく、同僚や後輩の評価を受けられるのは有意義だと思っていました。
ただ、なんとなく感じる違和感。

立場によって、見える景色、とるべき行動が変わるので、下からの評価っているのかな?と思いつつも、前職で後輩からもらった辛辣な評価が、自分の成長になったこともあり、360度評価の意義を測りかねていました。
すると、会社の代表がこんなことを言いました。

360度評価じゃなくて、360度フィードバックにするのがいいんじゃないか?

あー、なんかしっくり。
評価にしてしまうと、お互いに遠慮したり、そして良い評価を得るためにリーダーが日和ったりしてしまう気がしていたのですが、評価の対象ではなく、本人の成長の糧とするために使う。
違和感の理由は「評価」に使うことだったんだと気付きました。

会社のみんなが自分をどんな風に思っているんだろう?
ちょっと怖い気もしつつ、360度のフィードバックを受けてみたいと興味津々の今日この頃です。

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