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乃木坂46「真夏の全国ツアー」神宮公演を前に語りたい、梅澤美波というキャプテンの美しさ



梅澤美波」という美しいアイドルをご存じだろうか。


彼女は「乃木坂46」という大所帯のアイドルグループのキャプテンを務めている。3期生から5期生まで、30人超のアイドルグループを束ねるキャプテンである。

美しいお顔で、スタイルは抜群、トーク力も抜群。アイドル個人としての素質の高さはもちろん、彼女にはアイドルグループのキャプテンとしての素質がありすぎる。

わたしは彼女がアイドルになってくれて、アイドルでいてくれて、本当に嬉しい。まっすぐに乃木坂のメンバーであろうとしてくれて、乃木坂のキャプテンになってくれて、キャプテンを続けてくれて、本当に嬉しい。(どこから目線なんだろうか)

とにかくファンのひとりとして、彼女がキャプテンでいてくれることで、なんだか安心するし、いつも感謝している。ライブでこっちを見てくれたときには、いつもありがとう、という本気の感謝の気持ちを込めて合掌してしまう。

「梅澤美波」というアイドルが、どうしてこんなにいいキャプテンなのか、めちゃくちゃ勝手に考えてみたい。


どこまでも謙虚であること


湘南出身で、身長がデカくて、体育会系で、頭の回転も速くて、意見もズバズバ言っちゃう。なんだかめっちゃ気が強そう……と思ってしまうのだが(偏見)彼女はとても謙虚である。応援しているこっちが心配になるほどに。

あのポテンシャルがありながら自己評価が低いような気もするし、グループをまとめて動くうえでも、とても謙虚なのだ。

昨年夏の全国ツアー、明治神宮野球場でのライブの際、彼女がキャプテンとして涙とともに放った「今、先輩たちのあとをしっかり受け継げたと証明できたと思います。私たちが『乃木坂46』です」という名スピーチがある。

1、2期生が全員卒業し、3~5期生のみの新体制で挑んだ夏のツアー。あの夏を走り抜けた彼女のこの言葉に、涙があふれたファンは少なくないと思う。あの夏の乃木坂の名場面となった。

初期メンバーがいなくなり、新しく吹き込んだ風だった3期生が最前線に立って挑んだツアー。「私たちが乃木坂46です!」という言葉には、かなりの言葉の重みがあったのかもしれない。

けれど、あの時点で3期生は加入から7年ほどが経っていたし、3期生メンバーはすでに乃木坂の顔となっていた。彼女自身も様々な分野の仕事にチャレンジしていたし、乃木坂のフロントメンバーとして欠かせない存在となっていた。どこからどう見たって、彼女たちこそが「乃木坂46」以外の何者でもなかったのだ。

それでもあの言葉を、重みのある言葉として彼女が宣言したこと。それが本当に、彼女の率いる乃木坂46というグループの姿勢を表していたと思う。

「そんなの分かってるよ!!! 君たちが乃木坂46だよ!!!」と思わず涙してしまった、熱いあの夏の夜を忘れられない。


ファンを内輪ノリの輪に入れてくれること


これは案外、わたしがいちばん彼女を好きな理由かもしれない、とも思う。

ずっとそう思ってはいたけれど、あらためて実感したことがある。

乃木坂46の冠番組「乃木坂工事中」のなかでクイズ選手権が開催された。メンバー自身が作ったクイズで、みんなでクイズを楽しむ内輪ノリ企画である。


そのなかで彼女が作った問題がすごい、と思った。(4分15秒あたりから)

ファンの皆さんやメンバーにも教えたくない、教えたこともない、絶対秘密にしたいことは何でしょう?

彼女自身の秘密についての問題で、みんなの勝手なイメージを深掘りしていく良問であることは間違いないのだけれど、わたしはこの問題文がとても好きだ。

「誰にも教えたくない秘密」でもいいし、「メンバーに教えたくない秘密」だっていい。それも十分楽しい。けれど彼女は「ファンの皆さんや」と、ファンを一番に出してくれた。メンバーの輪のなかにファンも入れてくれて、ファンも含めた内輪ノリのクイズ大会にしてくれた。大袈裟かもしれないけれど、わたしはこの問題文を作った「梅澤美波」というアイドルがとても好きで、とても信頼している。


あたりまえのようであたりまえじゃない、ファンを肯定してくれること


ライブのMCを聞いていてもよく思う。

彼女はいつだって、乃木坂というグループを愛し、メンバーを気遣い、スタッフへの感謝も忘れない。けれど、やっぱりいつでも「ファンの皆さん」と声をかけてくれる。この一言が本当に嬉しい。

アイドルはファンがいてこそ成り立つ仕事だとは思う。みんなそう思っているとは思う。けれどわたしはどこかで、こちらが一方的に応援しているのだ、と思ってしまう。チケットが争奪戦になるような、いわゆる国民的なアイドルを応援してきたからなのだろうか。わたしが応援しなくなったって、たぶんなにも変わらない。来たくて来させてもらっている、という気持ちでライブを観に行っている。

そんなとき、いつも彼女は「ファンの皆さん」と声をかけてくれて、感謝を言葉にしてくれる。ファンへの感謝なんてそんなのあたりまえだ、と思うかもしれないけれど、彼女のあのまっすぐ伝わってくる言葉には温度があって、ファンとしての自分の存在をあたたかく肯定されているような気持ちになる。

世代が完全に変わってしまっても、推しが卒業してしまっても、ずっと応援していたいと思えるアイドルグループ。そこには、まっすぐ進んでいくその姿を応援したい、と安心して思える「梅澤美波」という美しいキャプテンがいる。



今日から真夏の全国ツアー神宮公演3Days!チケットないのでまじで泣きたいですが、配信してくれてありがたいです。テレビ前の最前列で参加させていただきます。


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