どうしても僕らは上手くできなくて ―映画『ラストマイル』から届いたもの

映画館で、映画『ラストマイル』を観た。エンドロールが流れて、明かりがついて、席を立って、映画館を出た。レイトショーだから外はもう真夜中だった。

映画は終わらなかった。およそ2時間。最後まで観たのに、終わらなかった。終わらなかったなあ、という感想しか出てこない。

ごちゃごちゃの気持ちを引きずり出してみて、感想のようなものを書きます。

以下ネタバレを含みますが、ただの感想です。まったくもって考察できておりませんが、ぼやぼやと感想を並べてみようと思います……（noteで「＃ラストマイル」と検索すれば、素晴らしい考察や感想の記事がたくさんありましたのでおすすめです。あの情報量の映画をすばやく言語化できるのすごすぎないか）

許せなかった何もかも全てを　ずっとあなたを否定してきたその全てを

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山崎佑と筧まりか。5年前、センター内で飛び降りた元社員と、その恋人。意識障害で5年間眠り続ける男と、連続爆破事件の犯人。