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「SNSバズらせ屋」は今後仕事を失っていくかも?という話

自身でも数万人のSNSフォロワー数を有し、インフルエンサーマネジメント会社の創業者でもある「SNSマーケティングのプロ」から聞いた話です。

ざっくりなにが起きているかというと、

・「バズらせますよ!」というSNS運用業者から営業が来た
・試しに発注してみたところ、たしかにバズりはした
・バズりはしたものの、売上アップにはつながらなかった

という企業さんからの相談が増えているとのこと。
これはSNS採用、採用マーケティングの世界でも起きていることです。

・新興のSNSが話題になる

・一部の企業や業者が採用目的で活用し始める

・上記の一部で採用成功事例が生まれる

・目新しさゆえに話題になりバブルが始まる

・アーリーマジョリティも参入し始める

・成功事例も失敗事例もそれなりに出揃う

・「思ったほど採用に寄与しないかも?」と収束する


その結果、

採用にお困りの(特にリテラシーの高い)経営者・人事担当者さんからは、

「結局、どの採用チャネルをどう選べば・組み合わせれば、採用成功につながるの?」

といったご相談が増えています。

それに対して、
我々のような採用業者に求められるのは、

・広範な採用チャネルのジェネラリストになる
・最適なチャネル選定&コンテンツが設計できる
・以上をもとにKGI・KPI設計できる

といったことかなぁと。

「SNSの運用だけ任せてもらっても売上利益を上げるのは困難で、結果的に継続案件にならない」

「SNSはあくまで入り口であり、マーケティングチャネルを統合的にデザインしなければ意味がない」

ほんとこれだと思うのですよね。

ちなみに自分は「採用のプロ」であっても「SNSのプロ」ではないと自負しています。

なので、たとえば「SNS採用」「採用マーケティング」について語る際、

各種SNSのことは「SNSのプロ」に聞き、そこで得た知見やアドバイスを、いかに採用に転用するか考えています。

その意味でも、SNSのプロとのつながりは大切。

日々そんなことを考えながら、仕事としたり、人と出会ったりしております。

やや抽象的な話になってしまいましたが、少しでも参考になれば幸いです。皆さんからのリアクション・コメントはすべて拝見しております。いつもありがとうございます!