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就活戯言日記9

ウイスキーを飲みながら書いている。

就活をしているとやっぱり何かしら才能があればその道に進む一直線になれるのになと思ってしまう。ギターかイラストがうまくなりたい今日この頃。

私の将来の夢って何だったんだろう思い出してみた。思い出している時点ですでに現在未来を見ていないのも同然だ。

私は高校生あたりまでずっと警察官になりたかった。私の性格上善悪つけることにはとても敏感だったし、なにより警察官に憧れを抱いていた。特に警察の人にお世話になったことはないけれど何となく、警察いいな、と思っていた。しかし高校のどこかで警察官になる事を辞めた。

就活をやるうえで職業診断的なやつを数個行ったが100発100中で警察官が1番なのだ。性格的にはかなり向いているらしい。しかし私は体力は皆無だったし身長も高くない。高校生だった当時の私の身長では受験資格は足りなかったし50メートル走を十秒台でしか走ったことのない人物が警察に入れたとしても苦労するに決まっている。現在の警察官事情は詳しくないので実際のところどうなのかはわからないが、当時警察になりたいと、夢のままで終わることができてよかった。そんな複雑な感情を持ったのを覚えている。

そんな当時のことを思い出しながらウイスキーをぐびぐび飲んだ。明確な目標がない人間なんていくらでもいるんじゃないか。社会をよくしたいために就活をしているのではなく、安定した収入と社会人という肩書。それらが欲しいのだ。嫌になったらいくらでもフリーターになる覚悟はできている。

そんなことを思いながらウイスキーをぐびぐび飲んでいる。やっぱりアマレットを入れたのは正解だった。

将来はウイスキーの瓶を今の3倍くらい家における、そんな生活がしたい。


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