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#景体

147:「物」が「出来事」でしかないという視点

実際さらに細かく見ていくと,いかにも「物」らしい対象でも,長く続く「出来事」でしかない.…

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4年前
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144:《景体》はヒトの認識に圧力をかける

「景色」をひとつのサーフェイスだと考える.景色のサーフェイスは,モノの集合体のバルクに…

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4年前

140:物体の集積に付与したあらたな架空のサーフェイスを物体に接合する

連載第1回サーフェイスから透かし見る👓👀🤳「サーフェイスからバルクとしての空間を透かし見…

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4年前

139:バルクは景色のようなサーフェイス的存在にモノ的存在を練り込むための材料とな…

南川:『景体』というタイトルは,自分たちに見えない,景色と物体の中間という意味を込めてい…

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4年前

138:「頭の再配線」とともに世界認識を強制的に更新していく作品

現代物理学のもっとも奇妙な発見の一つは,世界は一種のホログラフィック画像だということであ…

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4年前
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137:景色がバルクを持たないように,注意深く,ひとつのサーフェイスとして切り出し…

目の荒神が言っている「「私たちは,海の景色そのものに近づくことは出来ない.海に近づけばそ…

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4年前

136:「物」は「風景」の中の「物」でしかありえない?

目の《景体》は,物体と風景とのあいだ行き来しつつ,バルクとサーフェイスとのあいだも行き来する.というよりも,バルクを強く意識させて,「海の景色」を物体の集積を一つのサーフェイスとして捉えた景色のままではなく,バルクとサーフェイスからなる一つの物体にしてしまっている.ゆえに,それは物体であり,同時に,景色でもあるから,見る者の感覚に混乱を与えている.「海の景色」が物体となるために,展示室の空間に収まるように海はスパッと切断されている.目の前に広がる海の景色は,展示室を埋める

135:景色のサーフェイスの奥に物体のバルクとが接合された連続した存在

目の《景体》を見て,最初に感じたのは「動きを止めた海」ということであった.これは多くの…

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4年前
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134:消去されたはずのバルクの薄靄が生じてくる

《景体》について荒神は,「私たちは,海の景色そのものに近づくことは出来ない.海に近づけば…

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4年前