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ナミビアの街紹介〜オマルル〜

更新が滞っていました。ナミビアに来てもうすぐ3ヶ月。私の任地オマルル(そんなに大きい街ではなく、日本人が住むのは初だそう。)について紹介したいと思います。
ちなみに、人口は約8000人です。

①オマルルの場所

首都ウィントフックから北西に2時間半〜3時間。

詳しくいうと、首都から北に1時間でオカハンジャという街があり、そこを西に1時間ほど進むと、カリビブという街があります。そこからさらに北に40分くらい進むと、オマルルに到着。(ナミビアは、街と街の間は道路だけで何もありません。)

二番目に大きい都市スワコップムントがある、南大西洋に面したエロンゴ州の端にあります。同じ州でも広いのでスワコップムントまでは、2時間半〜3時間かかります。


②街の様子

ナミビアではほとんどの街がそうだと思いますが、タウンロケーションという2つの地域に分かれており、タウンには白人が多く住んでいます。(もちろん黒人の方も住んでいて、私の隣人もみんな黒人です)ロケーションは、比較的経済的に苦しい方が住む地域と言われています。

タウン・・・

スーパーマーケットや郵便局、銀行、服屋さんなど、その他のショップのほとんどがタウンの大通り沿いにあります。

スーパーは4か所あり、食材には困りません。(手に入らないものもありますが)

ロケーション・・・

仕立て屋さんや、自分で肉を焼いたり、服を並べたりして、道端にお店を出している人はいます。小さなバー(クラブのような感じ)もありました。

ロケーションの中でも、貧富の差があり、普通の1軒屋もあれば、雨風、日光を凌ぐためだけのような水道や電気の通っていない地域もあります。(水道・トイレは共用のものがあるそう。)60%の人がそのような家に住んでいるそうです。

タウンとロケーションの境目に、オマルル川があります。海まで続いているのには驚きました。ドライリバーなので、水はありません。


③オマルルという名前の意味

「Omaruru(オマルル)」という名前は、オシヘレロ語で「Bitter milk(苦い牛乳)」という意味らしい。牛がオマルルの藪を食べると、ミルクが苦くなるらしく、そこからきたそう。

ちなみに、オマルルより北の地域には、オシヘレロ語を話すオシワンボ族が多く住んでいて、地域や街の名前が「オ」から始まる名前が多いです。オチワロンゴ、オシャカティ、オプウォ、オカトトなどなど他にもたくさん。(オシワンボは、ナミビアの人口の約半分を占めています。)
オマルルも、オから始まるけど、オシワンボではなく、「オシヘレロ語」からきているらしい。

もう一度参照。

④ナミビア1きれいな街?!

2013年にオマルルはナミビア1清潔な街という賞をもらったらしい。

オマルルに来る前に、首都でこれから2年間オマルルに住むという話をするたび、みんなが口を揃えて、「Beautiful」と言ってくれていたのは、この賞の話があったからなんだと後で気付きました。

確かに自然もあり、美しい素敵な街だなとは感じます。(普段川は枯れているのに、自然が豊かなのは、地下水が豊富なためだそうです。)

しかし、ロケーションの方にはゴミがよく捨てられていて、ポイ捨てがいけないことという感覚はないのかなと残念に感じます。

先日、ゴミ拾い活動があったので、子どもたちと参加してきました。自治体の方が主催で、マスクやゴム手袋、ゴミ袋を配ってくれていました。こうやって、きれいな街を保とうと頑張っているのはいいことだなと感じました。


⑤オマルルで有名なもの

ワイナリーが2つあります。適している環境なのでしょうか。まだ1か所しか行ったことがないので、また行ってみたいです。

赤白計6-7種類 試飲できました🍾


オマルルゲームロッジ
という動物を間近で見れるところがあります。

10月に毎年、ヘレロ族の族長を祝うお祭りがあるそうです。

おしゃれなカフェもいくつかあります。(アメリカ人のジュエリーデザイナー兼アーティストであるカレン・ジョンストンさんが設立したそう。)

最後に

この街の人は、みんな口を揃えて「Omaruru is nice place.」「Peaceful」「quiet」「beautiful! 」と言い、街のことを誇りに思っているのが伝わります。

まだまだ知らないこともいっぱいなので、もっと街のことを知って、わたしも大好きになりたいし、この街のことを広めたいなと思います。


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