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人材不足を解消する糸口は、今までにない自分らしい働き方を個人が見つけ実践すること

こんばんは。キャリアコンサルタント資格勉強中のやまぐちまなです。

人の流動の制限がなくなってから、一気に外での活動量が増えた。鹿児島にも国内外さまざまな場所から連日観光客が訪れている。

この急増に伴い、短期的に人手不足解消として、各地で採用活動を加速化させている。

有効求人倍率も上がっていることから、他の業界でも同様のことが起こり、いかにして人材確保するか、企業の力が必要となってくる。

さらに、中朝的的な視点で見ると、メタバース、Fintech、ChatGTPの進出など、目まぐるしく新しい何以下が登場したり、変化するこの時代では、企業側も個人も情報をキャッチアップして取り入れていくことが課題になる。

そんな変化の激しい時代で、他の企業などと力を合わせながら、いかにして人材確保して行くのが良いのだろうか。

まず、前提として安倍元首相が掲げた「ニッポン1億総活躍社会人」がある。少子高齢化で労働人口が減る日本で、いかにして対策するかという考えのもと、2016年に閣議決定された。

これにより、出産前後にM字カーブする女性の労働力引き上げ、高齢者の定年引き上げ、ニートやフルタイム以外のフリーターの労働時間捻出、病気や持病がある人の仕事との両立支援などが盛り込まれた。

しかし、依然として日本の労働制度自体に課題がある。政府が掲げている課題は以下の3つだ。

①正規・非正規の不合理な処遇の差
→世の中から「非正規」という言葉を一掃していく

②長時間労働
→長時間労働を自慢するかのような風潮が蔓延・常識化している現状を変えていく

③単線型の日本のキャリアパス
→単線型の日本のキャリアパスを変えていく

ここからは私の考えになるが、これらの課題や企業の人材確保の対処として、「個人の得意を活かしたマルチワークの推奨」を行うのが良いのではないかと思う。

これは、1つの企業で働くという選択ではなく、名前の通り複数の企業で働いたり、副業などを行う選択を主流にする。

例えば、私の場合、現在勤めている企業では6時間勤務で広報を行う。それとは別にキャリアコンサルタントとして、他企業へ業務委託としてスキルを提供するといった働き方をする。

その他にも、SEとして独立仕立ての人が、メインはフリーランスで働き、収入が安定するまでは、数時間企業に勤めるなどの選択ができるようになってもいいのではないかと思う。

政府が掲げるように、今の日本の働き方では、いわゆる出世を目指し、長年勤めた会社に長くいて長時間働いて音を返すといった風潮がある。

そうではなくて、自分らしく誰もが働ける環境整備を行うことで、個人のモチベーションも上がり、得意を活かすことで生産性も上がり、労働力の問題解決への糸口へとつながる可能性がある。

自分らしく働くためには、もちろん個人個人が自分と対話することが必要で、さらに自分の市場価値を高めて行く必要がある。

人口減少が続く日本では、できる限りのミスマッチを避け、
生産性を上げ、多くの人が自分らしく働ける環境づくりをするしか人材不足解決の糸口はないのではないか。


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