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今回のお題は「二値分類」。学生向け第二弾データ分析ハッカソン開催レポート(20年2月)

こんにちは、マネーフォワード エンジニア採用担当の村田です。
2020年2月8日・9日に、学生向け企画第二弾となる、データ分析ハッカソンを開催しました!
本ブログではその様子をレポートします。
第一弾の様子はこちら

開催概要

今回のハッカソンテーマは、実業務で扱うデータに似た特徴を持つダミーデータとして本イベント用に生成した、テキストや数値データを含むテーブルデータについての二値分類※の精度を競うというもの。作業期間は全2日間(各日朝~夕方)で、ご自身のPCおよび分析環境を用意のうえ、マネーフォワードのオフィスにお集まりいただき、3~4人1組のチーム戦形式で実施しました。
マネーフォワードからは、普段データ分析関連業務に携わっている社員4名のメンターが参加し、みなさんのサポートを行いました。
(本ハッカソンの企画・準備や運営については、学生のためのハッカソン・インターンシッププラットフォームサービス「Peakers」を運営している株式会社Mewcket様にご協力いただきました)

※二値分類:あるデータの集合を、その特徴に応じて2種類にグループ分けすること。

当日の様子

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1日目朝、続々と会場へ到着する参加者のみなさん。今回の参加者数は全部で21名です。
参加者層としては、普段から機械学習を用いた研究をしている方や他社のデータ分析ハッカソンの参加経験者など、機械学習に関する取り組みをされたことがある方が多数でした。


10時より開会式がスタート。課題解説やイントロダクション、メンター陣の紹介と進んでいきます。

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今回のメンターは、
(写真奥、左から順に)
・”Money Forward Lab”でデータ分析および予測モデル開発などに従事する久井
・グループ会社のMF KESSAIで与信モデル構築やデータ分析などに従事する山内
 ※山内についてはこちらのnoteをご覧ください!
・Money Forward Home事業のマーケティング部門でデータ分析を行う長野、田中
の4名です。

開会式が終わり、作業がいよいよ開始...の前に、今回はチーム戦となるためチーム内でのアイスブレイクと自己紹介タイムを設けました。
今回はあらかじめ事務局でシャッフルした3~4名のチーム編成です。
大学での研究内容や機械学習での取り組み経験や趣味の話で盛り上がるみなさん。

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良い感じで場が温まったところで、11時頃からいよいよ作業時間がスタートします。

チーム内であらかじめ役割を決めるチームや、まずは各々が好きなようにもくもくと作業を始めるチーム、進め方に特色が出ていました。
自己紹介タイムで各自の得意領域や経験などを共有していたので、その情報をもとに役割分担をするチームが多かったようです。

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午前中の作業時間を終え、ランチタイムに。昼食は前回同様にお弁当をお配りして、会場内で食べるスタイルでした。
(今回お弁当に力を入れたのですが、特に1日目の牛タン弁当が好評で嬉しかったです!!)

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ランチタイムを終え、再び午後の作業へ。明日の最終Submitまではひたすら作業時間となります。

今回、メンター社員は各テーブル間をうろうろしたり、メンター待機場所で質問を受けつつサポートを行いました。メンターのところに足繁く通い積極的に質問に来る方も多かったです。
企業主催などのオフラインコンペでは、同世代の学生と交流できるだけでなく、こうして現役社員と直接コミュニケーションしながら取り組めるのも、大きな魅力のひとつなのではないでしょうか。

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(贅沢にも”両手にデータサイエンティスト”で課題に取り組む参加者の学生さん)

こうして1日目は18時に終了。
「解法を考えたり試しすぎて徹夜して寝不足にならないようにしてくださいね~!」という司会のアナウンスとともに解散します。(毎回1,2人はそういう人がいるらしい)

2日目は、1日目の振り返りオリエンからスタート。
メンターの久井から、データ内容や、1日目に参加者から出た質問をもとに精度を上げるポイントなどをお伝えしました。

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1日目の振り返りオリエンを終え、前日の作業の続きに取りかかります。

今回は、作業時間の最後の30分間を最終Submit時間としました。
最後の最後までモデル調整を試み、限界まで精度を上げようと取り組むみなさん。

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最終Submitの時間が終わったあとは、最終結果発表にうつる前に、各チームからアプローチ方法を共有するプレゼンタイムを挟みます。
単にスコアを競うだけでなく、その結果に至るまでのチームでの取り組み方法を共有し、質問を交わして知見を深める場を設けたいという目的で実施しました。

発表側も聞く側もとても真剣で、どのチームに対しても必ず複数の質問が出るなど、作業時間が終わってもなお冷めやらぬ熱気のなかで進行しました。

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プレゼンタイムが終わり、いよいよ結果発表です。

準優勝はチーム6のみなさん、

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優勝はチーム3のみなさんでした!

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(1日目にみなさんにお配りしたマネーフォワードTシャツを着た方も。「せっかくなので着てきました!これを着てこの場に立てて良かったです!」とのコメント。ありがとうございます!)

表彰式のあとは、各メンターから本イベントの講評と行いました。
山内からは、自身でも今回の課題に取り組んだ際に試みたアプローチ方法などを紹介しながら、以下のコメントをしました。
「今回用意したデータは、1人だけだとSubmitまで行くのも難しいものだったと思いますが、全チーム最終Subumitで一定以上の精度を出すところまで辿りついていて、本当に凄いなと感じました。今回、課題やデータを実業務で扱うものに似せてご用意したことと、チーム戦形式でチャレンジいただいたことで、データサイエンティストチームの普段の業務に近い雰囲気を体感してもらえたのではないでしょうか」

講評を終えたあとは、参加者やメンター(と当日飛び入り参加したマネーフォワードエンジニア社員)も交えた懇親会を実施。
2日間の作業を終えたあとでしたが、部屋の一角にあるホワイトボードで解法について引き続き話すメンバーや、機械学習ネタで盛り上がるメンバーなど、思い思いの話題で大いに盛り上がった懇親会となりました。

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みなさん、2日間本当にお疲れ様でした!

なお優勝チームへのインタビューレポートなどがPeakersサイト上でも公開されていますので、ぜひこちらもあわせてご覧ください。

優勝チームインタビュー
https://journal.peakers.jp/1604092034/

開催レポート
https://journal.peakers.jp/1604092022/

さいごに

マネーフォワードでは現在21新卒・インターンを募集中です!「まずはカジュアル面談から」もOKですので、ぜひお気軽にご応募ください。
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おまけ:今回のメンター4名+飛び入り参加した20秋新卒社員+村田です。みなさんありがとうございました!

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