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#日記
ついにその日がやってきた!
夫の屁、聞いちゃったぞ!
念願のその日は突然やってきた。
外出自粛に慣れ、いつものように、家でゴロゴロしながら過ごしていた週末。
ベッドの上で二度寝するかどうか
悩みながら携帯を触っているその時…!
隣で寝ている夫のから豪快な爆発音が聞こえた。
そう、屁である。
私が聞きたいと願っていた
豪快な屁の音と共に微睡んでいる夫から放たれたのだ。
これまで聞いていた可愛い音ではなく
それはそ
ストレス解消後に気づく気持ち
屁を思いっきり出せないというストレスから解放され、我が家の屁戦争は終わりを迎えた。
…わけではなかった。
自分の奥底から沸々と浮かび上がる
屁に対するある気持ちに気付いてしまったからだ。
私は夫の屁を聞きたい!
屁で笑い合える夫婦になりたい!!
トイレから漏れ聞こえる屁ではなく
私の前で豪快な音を立てた屁をして
恥ずかしがらず笑う夫が見たいのだ。
屁で笑い合える、そんな家族になりたい。
かませ!豪快な第1号!
屁を思いっきり出したい。
その欲求は日に日に募っていく。
それと同時に押し寄せる一抹の不安。
豪快な1号を放った時、夫から嫌な顔をされないか。
屁を出したからといって壊れる関係じゃないことはわかっている。
しかし、少しでも嫌な顔をされてしまったら…
出してしまったことを後悔する。
私も女なのだ。
夫の前ではまだ女でいたい。
夫の前で屁をしない、それが私の唯一残る乙女心のような気もする。