Welcome! きょうこがオークランドへ

7月3日の朝、きょうこが無事オークランドに到着!この貴重な経験をこれこそ備忘録のために思いついたことをふたりで書いて残していきま〜す。

飛行機も時間通りに到着!

家に着いてから家の中を案内(スイッチや、お風呂の使い方、コーヒー・お茶や食器のあるところ、などなど)してからお昼寝後に近所を探索。快晴の冬空、といっても最高気温16度くらいで、しっかり歩くと暖かい。近くのスーパーに行ったり、ガーデンセンターみたいなところでこちらの植物事情・お庭事情を探索。

夜はガールズナイトを祝し、娘も交えてスパークリングワインで乾杯☺️(写真なし)

家の庭からの眺め

2日目はバスに乗って繁華街でショッピングへ。日本食材を買ったり、カーテン生地を選んだりする前の腹ごなしは、マレーシア料理。多国籍の街であるオークランドではいろんな国の言葉が行き交い、いろんな国のお料理を試せる。

Laksaというカレー味のラーメンに似たもの

こちらの交通系カードを購入し、帰りには電車に乗ってみる。バスと電車を乗りこなした!

3日目は、私のバリスタ教室でお試し体験!私より勘が良く上手なのが複雑な気持ち(笑)。それからガーデンセンターに行ってお庭に植えるお花を購入。きょうこの多彩さとタフさに驚く!

………….. とここまで書いて筆が止まった。。やはりゲスト(宿泊客)をお迎えするのは「何のおもてなしもしない」私でもちょっと忙しい。きょうこが日々の日記のように書いてくれてるので、私は私の「お迎えする」側面からの感想を書くことにするね。

はるばる日本から時間とお金をかけて来てもらうんだから「いろいろ楽しんでほしい!」という思いと「私が疲れてガソリン切れにならないように!」という二つのバランスが難しいと気づく。こんなに気心知れた友人を自分の家に迎えるのは(それだからこそ、かな?)それはそれで気を遣う。どこまでお世話していいのか、どこまできょうこのやりたいことを尊重するか、何事もバランスが大切やね。

一番の感謝は一緒にガーデンセンターに行って、私の好みを聞いてお花のを選んでくれたり、実際に草むしりをして丁寧に石を並べてくれて(うちでは「石垣」とよんでいる!)お花を植えてくれたこと。もともと何もなかったところから始めてくれたこと、そしてNZのお庭や家の雰囲気にあったもので、「お庭に手をかけてます感」が出過ぎず、という希望も汲んでくれての庭作りは本当に助かった。これから管理するのは私だから、お花たちが機嫌よく育ってくれるように見守りたい。

そしてスイートピーの種からの育て方も教えてもらった。日光が発芽に必要な植物と、必要ではない種があることを知り、何事も「育てる」って知識が必要、かつ丁寧なプロセスがなんだな、とも知る。

holidayに来て、庭仕事してお料理もしてもらうなんて申し訳ないな、と思うけど、「庭作りがしたい」という殊勝なきょうこの気持ちをありがたくいただきお言葉に甘える。それだけでもすごいのに、ちょっとした隙間時間にキルトをチクチク縫ってるきょうこはすごい!私も家族から「ちっともじっとしてない」と言われるけど、とてもその比ではない。あのエネルギーと集中力はどこから来るのか。。。!

40年来の友人だけど、こんなにまとまって時間を過ごしたのは初めて。お互いこれまでの時間の過ごし方が、今の私たちの人生に大きく影響しているのがわかる。きょうこは家事もろもろをすごく高いレベルでこなし、地域にもしっかり根ざしてきた生活を送ってきた。それがすごく開花していると私は思う。

そして私は仕事やキャリアに重点をおいた生活をしてきた。これからは違う目標やペースを大事に生きていきたい。

ふたりとも60歳をすぎて、今までとは少し違う方向でそれぞれの道を開拓していく。それぞれが満足のいく生き方を見つけられるといいな、と切に願う。

そして、ホストとしてお客さんを迎える側での気づきもすごくあった。これから10月から12月にかけて日本から違う人が尋ねてくる。来年には夫の妹家族や、他の友人も来たい、と意思表明してくれてる。ありがたいことだ。

海外旅行に慣れている人もいれば、そうでない人もいる。それぞれの旅行の目的も嗜好も異なる。例えば、自然を楽しみたい人・食事を楽しみたい人・ワインとかお酒類が好きか嫌いか、アウトドア楽しみたいか、単純にその期間お天気、英語ができるか否か、そしてホスト側への期待値などで過ごし方や行く先が異なり案内する内容が変わり、私の振る舞いも変わるべき。

それぞれの人のそういう好みや経験を察知して「楽しんでもらえる」提案をすることがホスト側の大切なことだと今回きょうこが滞在中に改めてわかる。せっかく遠くから来てくれるんだもんね。

そして多くの場合、旅行の最終目的は「ああ、楽しかった。でも家に帰ったら自分の家が一番」と思ってもらえることだということも改めて認識。こう思ってもらえれば、その旅行は成功だと言えるんじゃないかな。

このバランスも難しい。今まで気軽に旅行してたけど、迎え入れる側の人の思い(あからさまな「おもてなし」だけじゃない心遣い)を改めて思い出してる。自分がやってみないとわからないことがある、というのが人生の常、だよね。将来、民泊をしてもいいな、と思っているから、こういう色々な気づきはとっても貴重な経験となった。

だから、至らないことはいっぱいあったと思うけど、きょうこが楽しんでくれた、私がガス欠にならなかった、という2つの目標が達成できたから、「結果オーライ」と思う。

今まであまり意識してなかったけど、ホスピタリティーが多角的なもので、その奥深さに気づく!


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