わたしの周りの不適切
土曜日だ。
先ほど「不適切にも程がある」の昨日の放送回をみおえた。深すぎて、セリフを全てメモしたい。
呑気にnoteは毎日更新していたが、今週は忙しない毎日だったあ。
同期の女の子は、3月の休日は「隠居」と決めているらしく、来たる隠居生活のために、2月末にゼルダのソフトを買ったらしい。笑
「隠居生活のプロになってみようかと思って」と言って笑いをとっていたが、自分で自分の機嫌をうまくとりながら仕事に向き合おうとしているところ、素敵だなあと思った。たっぷり隠居を楽しんで。
わたしはというと、今週が大変なのはやっぱり分かっていたから、土日は1人でゆったりしたくて、予定を入れないようにしていた。
とはいえ、今日はピアノのレッスンがあった。
1時間、びっしり教えて頂いて、ついていけなくなるくらい詰め込んでもらって頭が爆発しそうだけれど、ちょっとだけ進歩した気がする…多分。
仕事なんかよりも脳みそを使いすぎて、頭良くなった気がする。
レッスンおわり、これからうちの大学(先生の職場の音大)の卒コンあるから来ない?と突然お誘いを受けて、おお、それはぜひ、と行こうと思ったのに、乗りたい電車が運転を見合わせしていて、間に合わなさそうなので泣く泣く諦めた。
その後。
「土日は1人でゆったりしたくて」と書いたくせに、今、実家にいる。
なんかね、水曜日だか木曜日くらいに、突然、「土日実家帰ろうかな」と思ったの。なんでだろう。
それで「帰るかも〜」とは伝えていたのだが、特に帰るべき理由もないし、土曜の夜から日曜の夕方までしか滞在できないし、交通費かけて帰る意味あるかな?と思って、直前まで迷っていたところだった。
それでレッスンに行ったら、たまたまコンサートにお誘い頂いたので、じゃあ帰省はやーめた!と「やっぱ帰るのやめた!」とLINEを送った。
ところが、電車が止まっていたので行けなくなり、なんかもうこれは帰る宿命なのでは?と、帰ってきたというわけ。
ところで
両親は23で子育てし始めてるため「20代って結婚や子育て以外にやることあるの?」みたいなスタンスでいる。
それに、2人ともひとり暮らしの経験がないし、ヤンキーとギャルだし、1人で考えごとしたり読書をしたり勉強したり…みたいな時間の必要性がよくわからないらしく
そんなわけで「今の生活楽しいの?」的な文脈の質問を悪気なく投げかけてくる。
今日もそんな感じの会話があった。
わたしが「仕事終わりに映画を観に行って」という会話をはじめて、続けて映画の内容を話そうとしたら、その前に「そういう時って、1人で行くの?」と聞かれた。
「そうだよ」というと「え!寂しくないの?」って。
平日仕事終わりの映画くらい、1人は当たり前でしょう、と思うけどなあ。
親の気持ちはわかるので、別にイライラしたりはしない。確かに地元にいたら、1人で映画とかちょっと考えられないかも。地元には映画館がない。映画館に行くのは日常ではなく「特別な日のイベント」になってしまうから、そうなると、1人って考えにくい。
冒頭に戻るけれど、先ほど、家族で「不適切にも程がある」を観ていた。
「さっきの話(映画の話)、不適切にも程があるよ」
と言ってみたら、笑って
「不適切も1人くらい必要でしょ?」
って、ドラマの中のセリフをそのまま返された。
確かに必要。
うちの家族は不適切に溢れているよ。
ドラマでは令和と昭和を行き来するけれど、わたしは東京と地元を行き来することで、「不適切にも程がある」を再現できそうだと思ったのでした。
(そうそう、大学生の時、サブスクで朝ドラのあまちゃんをひたすらみていた時も思っていたけれど、クドカンは、地方と東京の絶妙な違いを描くのがうますぎる。)
どっちもどっちだよね。
令和も昭和も。東京も地元も。
実家たのし〜。
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