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OL本気の泥団子づくり


泥団子を作ったので、見ていただきたい。

仕事を定時で終わらせてダッシュで準備をして、同じく仕事終わりの友人と合流した。目的は、泥団子を作成すること。何か話題があるわけでもなく、おいしいお酒を飲むわけでもなく、泥団子のために集まった。

ラブトランジット2をprimevideoで流しながら、スタート。まずは地味な作業を何度も繰り返し、丸い形を形成。その後30分間寝かせて、最後はピカピカになるまで泥団子を磨いた。

世界一無駄な時間だったな。

作りながら、「これ、ピアノ弾きはハマっちゃうやつだね」と話していた。特に世間で流行っているわけでもないのに、興味のあるものごとをひたすらに追究するのが楽しい人は向いている。(まあ、我々はおそらくもう作りませんが…笑)

形を綺麗に整えることがなんとも楽しく、情熱大陸を歌いながら泥団子づくりのプロとして取材されるのを想定した会話をしながら作った。なんと想像力の豊かなこと。(ただのアホ)

そういえば、わたしは手ごねでパンを作ることが好きなのですが、同じようなものです。こねているうちに、パン生地に母性を抱いてしまうのか、毎度毎度食べる前からとても愛おしい。生地を寝かせる時間に、乾燥を防ぐために布巾を生地にかぶせる工程がいちばんご機嫌になる。おいしくなってね、よく寝てね、大きくなってね、と思いながら寝かせる時間。

なんの話?

🍡

「幸せになりたければ泥団子を作りなさい」などという自己啓発本はどこにも売っていないと思いますが、ただ、泥団子づくりが「子どもの遊び」として定着しているということは、やっぱりその遊びをとおして得られる学びは、その後の人生を豊かにする「生きる力」に繋がるものなんだという根拠があるわけですよ。

少し考えてみるだけでも

・砂と水を混ぜると泥になるという気づきを得る(自然への興味関心)
・泥を丸めるための力加減を学ぶ(運動機能を高める)
・もっとつやを出すにはどのようにしたら良いのかを考える(思考力を鍛える)
・お友達と協力しながら作成する(社会性・協調性を養う)

みたいな、ほらほら。生きるのに大切なことばっかりだ。「幸せになりたければ泥団子を作りなさい」の信用度が高まったでしょ、うんうん。
※OLの歳で作る必要はないのではないか、というつっこみはしないでください。

遊びは賢くなる近道だねえ。幼稚園の先生、保育士は、こういった遊びから「生きる力」を身に着けさせるプロなわけなので、すごいです。

なんの話をしているんですか?わたしは。

ああ、泥団子、本当に楽しかったなあ。本気で無駄なことして遊ぶのってほんとうに楽しいです。息ができなくなるかと思った。笑えるタイミングが多すぎるから休憩する暇がなくて……。

そんなわけで、泥団子を作ったらもっと幸せになりました。みんなも、幸せになりたければ泥団子を作りなさい。

…絶対に結論を間違えた。

今日もお疲れさまでした♩

よろしければ…