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オタクはミニマリストになれるのか?~悟り→別ルート攻略?の記録~

私「私、ミニマリスト目指そうと思って!」
オタ友さん「いや、オタクには無理よ!」ー反応速度体感0.3秒

ミニマリズム・ミニマリスト……スッキリした部屋、頭もスッキリしそう。いいな。

本屋に並ぶ本を見て、思った私がオタ友さんに宣言したところ、即答で上記のやりとりが行われました。ジャブもなしの強烈なストレート……。
正直、私も「ですよね~」と思います。

グッズ収集癖のあるオタクには無縁の言葉と思われる「ミニマリズム」。
こちらに挑んだ?私の記録を書いていきたいと思います。

※その前に私の収集ステータスはこちら。
そこまでハイレベルではないですが、人並みの収集癖はあります。

  • 好きなマンガはシリーズ全巻揃えます。全40冊くらいはあるかと
    (+αでビジュアルブック、ガイド本、外伝など)

  • アニメグッズは衣装ケース1つ分くらい+壁に貼ったり棚に置いたり……

  • クリアファイルをファイルしたファイル?は複数
    などなど


◎ミニマリスト×オタク=?

そもそもミニマリストとはなんぞや。
まず、本を読んでちょっとだけでも勉強しよう。そう思った私は以下の本を参考にしました。
「月10万円でより豊かに暮らすミニマリスト生活」/Takeru著
(月10万円で暮らすという言葉に惹かれて購入しました。……グッズにお金をかけるオタクには夢のワード……)

話を戻して、本を読んでみたところ、ミニマリストだからといってなんでもかんでも手放すのではなく、以下のモノは残すことがわかりました。

  1.  お金を生み出してくれるモノ

  2.  時間を生み出してくれるモノ

  3.  ポジティブな気分にしてくれるモノ

さて、みなさんお気づきでしょうか。以下、私の心の声です。
あれ……③ポジティブな気分にしてくれるモノ、これは……グッズでは??
……あ、残せる……。(ピシャーン!天啓!)

ー自分にとって本当に必要なもの、幸福を与えてくれるものは手放さない。
グッズや漫画やBlu-rayは普段しょっちゅう見なくても、疲れたときに見てニヤニヤするもの。
ネトフリにあるよ、と言われても、円盤として手元に置きたい。
使えるグッズは使用用と観賞用2つ持つことでハッピーに使える。

この考えだと、グッズ処分はポジティブな気分にしてくれるものを捨てることになってしまいます。
ただ、モノを減らすという意味では積んだ気がします。
早々の悟り。オタク関連は減らせない。

そこで私は頭を捻りました。脳ミソというボロ雑巾を絞ります。
搾り出した答えは、「オタク関連以外のモノを徹底的に減らす!」
グッズなど個別のモノを減らそうと思うと無理なので、モノの総量を減らすことにシフトしました。

◎オタクとして生活が可能な最低限度のミニマリズム


よくよく部屋を見回すと、マンガやグッズはワンスペースに収まりがついているので、きちんと収納すればそこまで散らかって見えないことに気づいたのです。
また、見渡すと同じ文房具がたくさんあったり、使っていないハンドクリームが転がっていたり、着ていない服がぶら下がっていたり、今の私に必要ないと思われる物が部屋には多くありました。

特に文房具などはオタク気質が相まって必要以上に持っていることがわかりました。
(カスカスの黒いボールペン4本あってどうするんだって話ですよね……)
化粧品などは使っているものだけを残し、服に関しても着ていないものは処分しました。
服の処分はよく言う「ときめくか」という判断基準に加え、迷ったら「推しをイメージできるか」で決めたりもしていました。

あとはよくわからない袋や試供品などなど。これだけでもかなりのゴミ袋の量。「もったいない」とは思うものの「あー部屋汚い」と思う心理的コストと差分して、マイナスに振れるものはゴミ袋に投げ込みました。


こんなに要らないもの買ってたなら、このお金で前我慢したイベント行けたな……。
不要な生活用品を買わないようにすれば、さらにオタ活できると気づきました。

私の個人的な推測では、オタク気質の人はコレクター精神や、手元に予備がないと不安というところが少なからずあると思います。そのメンタルを自分の好きなジャンルのみに発揮して、それ以外のものは減らすor厳選することだけでも随分モノの総量は抑えられると学びました。

あとは、せめてものマイルールとして、「ブラインド商品、ガチャガチャは2回まで」と決めました。
自分の欲望にある程度のストッパーを設けることは、自分をコントロールするという意味では私にとって必要なことです。(目指せ!自律!)

そんなこんなで、ちょっとばかし私の部屋はスッキリしました。
余計なものが減って壁のポスター、棚のアクスタが映えます。

オタクとモノの宿命を悟ったものの、精神だけでもミニマリズムに触れてみるのはアリだと思いました。選択と集中というやつですね。

グッズたちの居心地良い空間を維持するためにも、引き続き精進して参ります。

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