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アンガーマネジメント(きっかけ編)

更新復活1本目の記事は「アンガーマネジメント」です。

地元の図書館に来て、「さあ書き始めよう」とPCを立ち上げたところで、おばさんが文句を言う声が聞こえてきました。この図書館には市民への貸出用スペース(部屋)がいくつかあります。そのおばさんは13時からの枠を予約していたようなのですが、前の時間に使っている団体に「私たちの準備があるのだから早く部屋から出て欲しい」と迫っている様子でした。このとき時計は12時56分。たしかにギリギリの時間ではありますが、まだ前の団体が使っていい時間のはずです。私も全ての会話を聞いていただけなので言い切ることはできませんが、「このおばさん、随分と自分勝手ではないか?」と驚いてしまいました。幸い、おばさんが文句を言っていた相手が大人な対応をしていたおかげで、揉め事には発展しませんでしたが、あまりにも自己中心的な発言を耳にしてしまった私としては、あまり良い気分ではありませんでした。


それはさておき、今回は「アンガーマネジメント」についてです。近年、随分と耳にする機会が増えたように感じるこの言葉。私自身、初めてこの言葉に出会ったのか思い出せないのですが、ずっと興味をもっていたことでした。

言葉としては知っていた「アンガーマネジメント」。なぜ私が勉強してみようと思ったのかというと、次のような理由があります。

2月のはじめ、私の住む地域としては珍しく積雪があり、冷え込んだ日が続きました。昨年末から徒歩で通勤している私は吹雪のなか40分歩いて帰宅し、まんまと風邪を引いてしまいます。それはもう、だるくてだるくて仕方がない。微熱で済んだものの、鼻水が止まらず、「これは風邪ではなく、花粉症デビューしたのではないか?」と疑ったほど症状が長引きました。
人間、心身に不調があれば精神も不安定になるもの。思い通りに仕事や家事が進まないイライラが日に日に募り、そんなことでイライラしている自分に自己嫌悪…という負のスパイラルにどっぷりとはまってしまいました。何か自分にとって嫌なこと、気に触ることがあった時、イライラすることでその問題が解決することはまずありません。自分でもそんなこと、わかっているのに…イライラは増大するばかりで、いつもならさらっと受け流せそうなことも受け流せなくなってしまいました。いつもの私は、「物事がうまくいかない⇨イライラ⇨自己嫌悪⇨余計イライラ⇨さらに物事がうまくいかない」という負のスパイラルにはまると、最終的に家族とのけんかに発展します。(いつもなら言わないことをついつい言ってしまって険悪になるという感じです。)ただ、今回は風邪を引いていてけんかをする余裕もない。そして幸いなことに家族も仕事で外出が続いていて家にいない。
いい加減、この「イライラしやすい自分」にうんざりしていた私は、「アンガーマネジメント」を勉強してみようと思い立ちました。

自分の体調不良がきっかけで「アンガーマネジメント」に取り組んでみようと思った私が手に取ったのは、こちらの本。

地元の図書館で「アンガーマネジメント」と検索して、一番読みやすそうだと思った本を選びました。次回以降、本から得た学びと実践編に分けて記事を書きたいと思います。

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